2014年01月11日

聖夜乙女雪乃 終章(8)

//雪乃
「うぁぁぁぁっ!? な、なにっ……お、お腹っ……何かっ……く、来るっ!!」

下腹部で何かが暴れているかのような衝撃が私を襲う。

//雪乃
「ふぐぅっ!! うあぁぁぁっ……な、なんでっ……くっ……くふぅっ……うっ、うぁぁぁぁっ!!」

激しい痛みに耐え切れなくなった私は、痛みの原因を取り除く為に下腹部に力を入れていきむ。

私がいきむと私の下腹部で何かが蠢いているのがわかる。

//雪乃
「な、なんで……一体なにが……うくっ……くぅぅぅっ!!」

いきみ続ける私の下腹部から熱が放出されていく。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

熱が放出されていく度に、私の身体が快楽に震えていく。

//雪乃
「な、なにこれっ……き、気持ちっ……いいっ……うはぁぁぁっ……あっ、ひぁぁぁぁっ!!」

考える間もなく、私の身体が快感に支配されていく。

身体中が痺れて自分の意思とは裏腹に私は絶頂を繰り返してしまう。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ!! な、なんでっ……くはぁっ……あ、あひっ……うぁぁぁぁぁっ……き、気持ちっ……いいっ……くはぁぁぁっ!!」

ビクンビクンと絶頂に達しながら、私は身体を痙攣させる。

全身が快楽に犯されていき、私はだらしなくヨダレを流しながら喘ぎ続けてしまう。

//雪乃
「ひっ、いいよぉっ……き、気持ちっ……いいっ……ひぁぁぁっ……あ、ま、またっ……イッ、イッちゃうっ……イッちゃうよぉぉぉっ!!」

もう何度目かもわからない絶頂。

頭はすでに考えることを止めて、快楽だけを貪っている。

//雪乃
「ま、またっ……またイッちゃうっ……イッちゃうよぉぉっ!!」

顔を汗と涙でグチャグチャにしながら、私はもう何度目かもわからない絶頂へと達してしまう。

それでも、下腹部の疼きは何度も絶頂に達したおかげで、やっと治まってきた。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……はぁっ、はっ……はぁぁぁっ……うぁぁぁ……」

荒波のような快楽が去っていき、私は残された心地よさに身体の力を抜いていく。

私の股間から出て行ったモノのせいで、私の股間はパックリと拡がっている。

だけど痛みにはない。

それどころか、心地よさと恍惚感の中で私は安らいでいた。

このまま気持ちよく眠れそうだ。

『このままずっと眠っていられたら幸せ……なのかな?』

絶え絶えの意識の中でそんなことを思ってしまう。

ここは心地よくて気持ちが良い。

こんな風に安らげるのなら、このまま眠り続けるのも悪くない。

いや、そっちの方が何万倍も良いと思う。

『そうだ、そうしよう……私を心配する人なんて、誰もいないのだから……』

意識を深い場所に沈めようとした瞬間、ふと私の脳裏に誰かの姿が浮かぶ。

それは、ネージュの姿だった。

//雪乃
「あ……」

私の意識が繋ぎ止められる。

そうだ、私には私のことを待っている人がいる。

ネージュがいる。

私にもいるのだ。

この何もない世界とは別に、自分のことを受け入れてくれる存在が。

ネージュというかけがえのない友人の存在が私にもいる。

彼女は、ずっと誰にも相手にされなかった自分を初めて認識してくれた。

その人がいない場所で一人でいても寂しいだけだ。

//雪乃
「だったら、だったら私が帰る場所は一つしかない」

身体に力を込める。

疲れきっていたはずの私の身体は、それでも私の思いに答えてくれた。

//雪乃
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」

拳を握って絶叫する。

その瞬間、私を覆っていた世界にヒビが入って割れていく。

ヒビの向こうに私のいた世界が見える。

そこは決して居心地の良い世界ではないけれど、私はそこに再び戻っていくことになる。

後悔は無いと言えば嘘になるだろう。

だけど、私はもう迷わない。

あの世界ではネージュが待っているのだから。

//雪乃
「はっ!!」

ヒビの先へと飛び込んだ瞬間、私は意識を取り戻した。

//雪乃
「な、なにこれっ!?」

意識を取り戻したとき、私の身体は全身が精液まみれにされていた。

そして、目の前には女王蟲の姿。

どうやら私は女王蟲の精神攻撃に犯されていたのだろう。

心にまで忍び込んで嬲ってきた女王蜂への怒りがこみ上げてくる。

//雪乃
「なっ!!」

怒りに支配されつつあった私の視界にネージュの姿が映る。

ネージュもまた、自分と同じように身体中を女王蟲の精液で汚されていた。

//雪乃
「このぉっ、よ、よくも、よくも私たちをっ!!」

怒りに拳を握って歯軋りをする。

女王蟲の精神攻撃にはまってしまったのは私たちが弱かったからだ。

確かにあの一瞬は幸せに満たされてはいたけれど、孤独の王国での快楽なんて虚構にしか過ぎない。

だけど、そこに私が惹かれていたのは事実だった。

そんな自分に腹が立つし、私の弱みに付け入ってきた女王蟲にはもっと腹が立つ。

//雪乃
「うぁっ、うぁぁぁぁぁっ!!」

自分の情けなさに絶叫する。

だけど悲しんでばかりはいられない。

女王蟲はまだ私の前に健在なのだ。

悲しむのは女王蟲を倒してからでも遅くは無い。

私は怒りを魔力に乗せて解き放っていく。

自分でも信じられないくらいの力が身体の奥から湧き上がってくる。

//雪乃
「これなら、いけるっ!!」

溢れそうなほどの魔力が身体中に行き渡る。

自分でも信じられないくらいの力に驚いてしまうが、それだって後でいい。

今はただ目の前の女王蟲を倒すことに集中するだけだ。

//雪乃
「覚悟なさい」

女王蟲を見据えて、私は腰を落として構える。

そして、大きく息を吸うと、私は一気に女王蟲の懐へと走り出した。

//雪乃
「りゃぁぁぁぁぁっ!!」

身体が軽い。

まるで全身が羽になったかのような感覚。

私の接近に気がついた女王蟲が触手を伸ばして攻撃をしかけてくる。

だけど、私にはその攻撃がスローに見えた。

//雪乃
「こんなのっ、くらわないわよっ!!」

女王蟲の触手を一本一本華麗にかわしていく。

あれだけてこずった攻撃なのに、今は私にカスリもしない。

女王蟲も私の変化に戸惑っているのか、攻撃がちぐはぐになってきている。

これなら攻撃をかわすことも楽だし、攻撃にのみ集中ができる。

女王蟲が私の攻撃範囲に入る。

//雪乃
「てぇぇぇいっ!!」

拳を握り直し、私は魔力を一気に拳へと集中させる。

魔力の充填された私の拳が、眩い光を放ちながら女王蟲へと向かっていく。

女王蟲は最後の抵抗とばかりに残りの触手を全て私へと向けてくる。

四方八方から触手が私へと迫る。

だけど、今の私には触手の動きが全て見えていた。

必要最小限の動きで触手をかわし、私は女王蟲の身体へと自分の拳を打ち込んで魔力を放出する。

私の攻撃を喰らい、女王蟲が悲鳴を上げる。

//雪乃
「まだよ、まだこんなもんじゃすまないんだからぁっ!!」

私はさらに拳を女王蟲の身体へとめり込ませていく。

気持ちの悪い感触と共に、ズブズブと私の拳が女王蟲の身体へと入っていく。

女王蟲の身体から流れ出る体液が私の顔を汚す。

それでも私は突き刺す力を緩めたりはしなかった。

//雪乃
「りゃぁぁぁぁぁっ!!」

残りの魔力も全て女王蟲へとぶつける。

拳から放たれる魔力はかなりの威力となり、女王蟲の身体を貫いていく。

そしてついに、私の拳から放たれた魔力は女王蟲の身体を貫通して穴を開けた。

女王蟲の断末魔の声がモノクロームの世界に響き当たる。

断末魔の叫び声を上げた女王蟲は動きを止めて、ゆっくりと地面へと倒れていった。

身体が揺れるほどの衝撃を残しながら、女王蟲が地面へと倒れこむ。

そして、女王蟲は二度と立ち上がることはなかった。

//雪乃
「や、やった……」

女王蟲が倒れたのを見て、私の身体から力が抜けていき私はヘナヘナと地面にへたりこむ。

身体にはもう魔力は全く残っていないし、そのせいで疲労感がものすごい。

今にも意識を無くして倒れそうだったけれど、私は女王蟲を倒した喜びで充実していた。


posted by -Noel Valkyrie制作委員会- at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 聖夜乙女-雪乃-
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