2014年01月11日

聖夜乙女雪乃 終章(5)

//ネージュ
「自慰をしてしまう程に発情してしまっているなら、可能性は高いわ……」

//雪乃
「じゃ、じゃあ私がああなったのも化け物によって受精させられたから……」

さすがに自慰をしたとは言葉にしづらいので濁す。

言わなくてもネージュには私が何を言いたいのかわかっているだろう。

事実、ネージュは私の言葉に頷きながら、淡々と告げてくる。

//ネージュ
「身体が発情するのは、もっと子供を産ませやすく、作らせやすい苗床にしていく為」

//雪乃
「そ、そんな……」

ネージュの言葉に衝撃を受ける。

私の身体は化け物によって都合の良いようにされてしまっている。

その言葉の重みは相当なものだ。

//雪乃
「ど、どうすればいいの……」

絶望しそうになるのをこらえながら、私はネージュに問いかける。

ネージュなら、こういうときの対処方法もきっと心得ている。

私はそう願いながら、ネージュの言葉を待つ。

//ネージュ
「あるにはあるけれど……」

//雪乃
「あるけれど?」

//ネージュ
「普通の方法ではないわよ」

困ったような口調で言ってから、ネージュは私を見る。

ネージュがここまで口ごもるということは、言葉通り普通の方法ではないのだろう。

だけど、私はそれにすがるしかない。

化け物の都合の良いようになどなりたくはないのだから。

//雪乃
「多少のことなら我慢するわ」

//ネージュ
「そう……」

//雪乃
「それで、どうすれば良いの?」

//ネージュ
「化け物の支配よりも強い魔力を叩き込めば元に戻ることが出来るわ」

//雪乃
「魔力を叩き込む……」

自分の下腹部を思わず触ってしまう。

ここに化け物を倒すほどの魔力を叩き込んだら一体どうなってしまうのだろう。

私は化け物ではないし、害はないだろうけれど、それでも自分の体内に魔力を放出するというのは怖い。

//雪乃
「それは自分でやればいいの?」

//ネージュ
「いいえ、宿主の魔力には耐性がついているかもしれないし、加減が難しいから、私がやることになるわね」

//雪乃
「な、なるほどね……」

//ネージュ
「それに、まだ問題はあるわ」

//雪乃
「ま、まだ何かあるの?」

他人の魔力を体内に受け入れるということ以外に、これ以上一体何があるというのだろう。

私は緊張しながらネージュの言葉を待つ。

//ネージュ
「魔力を叩き込んだ後……」

//雪乃
「う、うん」

//ネージュ
「お腹に溜まっている化け物を身体の外に出さないといけないの」

//雪乃
「…………えっ?」

//ネージュ
「それをやらないと、暫くしたら化け物は元気を取り戻してしまうから意味がないのよ」

化け物を身体の外に出す。

それはつまり、自分のアソコからまた化け物を産まなければならないということなのだろう。

以前に経験したあのおぞましい感覚に身震いしてしまう。

それを再び味あわなければならない。

考えるだけでも嫌で嫌で仕方がなかったけれど、それをしないと私は助からない。

だったら、迷っている暇などない。

やるしかない。

私はグッと奥歯を噛みしめて気合を入れる。

このまま放置したところで、事態は好転などしないのだから。

//雪乃
「わ、わかったわ。お願い……」

覚悟を決めて、私はネージュを見る。

ネージュは頷いて、私に注入する為の魔力を集め始める。

魔力はネージュの手に集まっていき、ネージュの手が魔力で輝く。

今からアレを自分の身体に注入するのかと思うと、ちょっと緊張してしまう。

それが伝わったのか、ネージュは『大丈夫、心配ないから』と私に向かって言ってくれた。

//雪乃
「だ、大丈夫よ。私もあなたを信じているから」

ネージュに心配かけまいとして、私も強がって見せる。

何となく、私たちは目が合ってしまい顔を見合わせて笑ってしまっていた。

//ネージュ
「それじゃ、いくわよ」

//雪乃
「ええ」

魔力を帯びたネージュの手が私の下腹部へと伸びてくる。

わかってはいえても、私は思わず緊張してしまい、喉をゴクリと鳴らしてしまう。

//ネージュ
「いくわよ」

ネージュは私の下腹部へと手を当てると、一気に魔力を叩き込んでくる。

//雪乃
「うぁぁぁぁっ!!」

魔力の熱い本流がネージュの手から私の下腹部へと流れ込んでくる。

ネージュの放出する魔力の影響なのか、私の下腹部が熱さと共に妙に重くなってくるのがわかる。

//雪乃
「くぅっ、な、なにっ……これっ……」

身体が重い。

魔力のせいなのか、私の下腹部の重さが徐々に増して行き、さらには股間と尻穴までが熱を帯びていく。

//雪乃
「うあぁぁっ……あ、熱いっ……な、なにっ……こ、これっ……くぅっ……はっ……はぁっ……」

//ネージュ
「私が放出した魔力のせいで、あなたの中で化け物が暴れてるのよ」

//雪乃
「そ、そんなっ……うくっ、ふぅぅっ……はぁっ、はっ、くぅぅっ……ひ、ひぁっ……」

ネージュから魔力を注入される度に、私の両穴がドンドンと熱を帯びる。

痒いような、それでいて痛いような感覚が私を襲い、私は身体をくねらせて悶え続ける。

//雪乃
「お、お腹っ……くぅっ……お、重いっ……ひぎっ……な、中でっ……何かっ……あ、暴れてっ……くぅっ……うぎぃっ!!」

私の下腹部で何か暴れている。

多分それがネージュの魔力で苦しんでいる化け物なのだろう。

今から私はそれを身体から出さないとならない。

//ネージュ
「辛いだろうけど、頑張って」

魔力を放出しながら、ネージュが私の手を握ってくる。

励ましてくれているのだろう。

その心遣いが嬉しくて、私はネージュの手を握り返す。

私のことを心配してくれる人がいるというのがわかっただけで、私はまだ頑張れる。

//雪乃
「くっ、ふぅっ……こ、こんなことにっ……ま、負けないっ……負けないんだからぁっ!!」

私は身体に力を入れてヨロヨロと立ち上がる。

ネージュは私が立ち上がる間、何も言わずにギュッと手を握ってくれている。

//雪乃
「くっ、ふっ、はぁっ……こ、このっ……くっ……はぁぁっ……あ、あくっ……」

気を抜いたら痛みにどうにかなってしまいそうだ。

だけど、ここで気絶なんてしていられない。

立ち上がったまま、私は自分の下腹部に力を入れて思いっきりいきむ。

//雪乃
「さっさと、さっさと私の中から出て行きなさいよっ!!」

ネージュの魔力と、私のいきみによって、私の両穴から化け物が追い出されてくる。

膣壁と腸壁をこすりながら出てくる化け物に私は甲高い悲鳴を上げてしまう。

//雪乃
「くぅっ……う、うひっ……ひぁぁぁっ……くっ、はぁっ、あ、くぅぅっ!!」

//ネージュ
「頑張って、もう少しよ」

//雪乃
「ぐひぃっ!! ひ、ひぎっ……う、うくっ……うあぁぁぁっ!!」

私の絶叫と共に、私の両穴から化け物が漏れ出してくる。

まだまだ小さな化け物が地面へと転がる。

その瞬間、間髪居れずにネージュは私の両穴から生まれた化け物に魔力を叩き込んで化け物を消滅させる。

//雪乃
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ……こ、これでっ……も、もうっ……だ、大丈夫よね?」

荒い息を吐きながら、私はネージュに問いかける。

//ネージュ
「ええ、もう大丈夫よ」

ネージュはもう一回私の手を握り、優しく微笑んだ。

その言葉に安心して、私は情けないけれどヘナヘナとその場に座り込んでしまった。



posted by -Noel Valkyrie制作委員会- at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 聖夜乙女-雪乃-
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