2014年01月14日

成人式? 性人式とか精人式とか

改めて、本編完結いたしました!
という事で、こちら新年と成人式とごったまぜな、午にちなんだ三角木馬による、二人の艶姿が披露されております。

聖夜乙女雪乃_201401as.jpg

別バージョンもこちら、合わせて準備いたしました。
聖夜乙女雪乃_201401bs.jpg

これでひとまず、雪乃達の物語は終了となりますが。
まだまだ今年は精力的に頑張っていきたいと思っております。
さらなる艶姿をお届け出来るよう、皆様の感想や応援などお待ちしておりますので。
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2014年01月11日

聖夜乙女雪乃 終章(fin)

女王蟲を倒してから数日後。

私たちはモノクロームの世界にいた。

女王蟲を撃破したからといって、この世界の化け物が全滅したわけではない。

だから、私はネージュと一緒に今日も化け物を退治している。

//ネージュ
「そっちはどう?」

化け物を倒したネージュがこちらに問いかける。

ネージュも魔力が回復して絶好調のようだ。

//雪乃
「問題ないわ」

私も倒した化け物を見下ろしながら答える。

女王蟲を撃破したことによって、化け物たちは弱体化していた。

その中でも多少強かった化け物たちは、女王蟲の死を知ってどこかへと退散している。

残ったのは本当に雑魚といって良いほどの化け物だけだ。

それらは死地を潜り抜けた私たちの相手になどならない。

私たちは一方的に化け物たちを掃討して行った。

//ネージュ
「この辺にはもう化け物はいないわね」

ネージュの言う通り、辺りに化け物の気配はない。

私は安心して警戒を解いてネージュの側へと駆け寄っていく。

//ネージュ
「お疲れ様」

//雪乃
「そっちも」

私たちは顔を見合わせて笑い合う。

まだまだ残った化け物を掃討していかないといけないだろうけど、女王蟲がいなくなったのでもう増えることはない。

ネージュと二人、ゆっくりじっくりやっていけばいいのだ。

そして、私たちが化け物を倒せば倒すほどこの辺りで人々が苦しむことはなくなっていく。

それはとても嬉しいことだ。

だから私はまだまだ頑張れるのだ。

/サンタ/少女
「どうかしたの?」

//雪乃
「ううん、なんでもない」

//ネージュ
「そう、もしかして疲れてる?」

//雪乃
「まさか、全然疲れてないわ」

たくさんの化け物を倒したけれど、まだまだ疲れてなどいない。

ネージュにもそれがわかったのだろう。

彼女は続けてこんなことを言って来た。

//ネージュ
「それじゃあ、他の化け物を倒しに行きますか」

//雪乃
「そうね」

ネージュの提案に私も頷く。

私たちが化け物を早く倒せばそれだけ平和が近くなるのだ。

私がネージュの提案を断るわけがなかった。

//ネージュ
「もう少しで化け物もいなくなるから、頑張りましょうね」

//雪乃
「もちろんっ!!」

私たちは化け物を探して歩き出す。

歩きながら思う。

一杯酷い目に会わされて、化け物にいいようにされて。

泣いたり苦しんだり悲しんだりしたけれど。

それでも、それでも自分が他人の為の何かになれるってことが嬉しかった。

他人に必要とされる存在になれるんだってことが嬉しかった。

私がそんな風に変われたのは、全てネージュのおかげだ。

私の隣を歩いているネージュを見る。

//ネージュ
「なに?」

私の視線に気がついたネージュが私を見る。

//雪乃
「あ、あのね」

//ネージュ
「うん?」

//雪乃
「あのね、ありがとね」

//ネージュ
「ど、どうしたのよ突然」

私の言葉にネージュが驚く。

こんなこと言うキャラではないけれど、私はどうしてもネージュに伝えたかったのだ。

//雪乃
「私は、あなたのおかげで世界が虚しいものではないということがわかったの」

//ネージュ
「…………」

ネージュは黙って私の話を聞いてくれている。

だから私はゆっくりと言葉を続けた。

//雪乃
「それに、あなたがいたから、私は一人じゃないって思えた。私が変われたのは全部あなたのおかげなの」

恥ずかしくて私は自分の服の袖を握る。

どうしてこんなに恥ずかしいのだろう。

いっそ言うのを止めてしまおうかとも思う。

でも、伝えなきゃ、伝えなきゃいけない。

ここで言わないともう切欠が掴めない気がしてしまう。

だから私は、大きく息を吸って心を落ちつかす。

それからネージュの方を見て、ゆっくりと口を開いたのだった。

//雪乃
「だから、だからね、ありがとう」

//ネージュ
「あっ……」

//雪乃
「私はあなたのおかげで色々なことを知ることが出来たの。だから、本当にありがとうね」

ネージュに伝えて、照れくさそうに微笑む。

私の言葉を呆気に取られて聞いていたネージュはブンブンと首を振った。

//ネージュ
「ううん、お礼をいうのはこっちの方、私だってあなたにどれくらい助けられたのかわからない」

//雪乃
「そ、そんな」

//ネージュ
「女王蟲を倒したのだってあなただし、私の方こそありがとうだよ」

ネージュはそういって私の手を強く握る。

そのまま暫く見詰め合う私たち。

//ネージュ
「ぷっ、くくっ……」

//雪乃
「くっ、くふっ……」

やがて私たちはどちらかともなく笑い出す。

//ネージュ
「あはっ、あはははははっ」

//雪乃
「な、なに笑ってるのよっ」

//ネージュ
「あ、あなただって……あ、あははは」

モノクロームの世界に私たちの笑い声が響く。

まだまだ私の人生は続き、女王蟲の残した相手とも戦う日々は続くことだろう。

そして、もしかしたらまた女王蟲が現れるかもしれない。

だけど私の隣にはネージュがいてくれる。

それに、これからの自分は今までよりもずっと前向きに戦っていける。

ネージュと一緒に笑いあいながら、私はそう感じていた。



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聖夜乙女雪乃 終章(8)

//雪乃
「うぁぁぁぁっ!? な、なにっ……お、お腹っ……何かっ……く、来るっ!!」

下腹部で何かが暴れているかのような衝撃が私を襲う。

//雪乃
「ふぐぅっ!! うあぁぁぁっ……な、なんでっ……くっ……くふぅっ……うっ、うぁぁぁぁっ!!」

激しい痛みに耐え切れなくなった私は、痛みの原因を取り除く為に下腹部に力を入れていきむ。

私がいきむと私の下腹部で何かが蠢いているのがわかる。

//雪乃
「な、なんで……一体なにが……うくっ……くぅぅぅっ!!」

いきみ続ける私の下腹部から熱が放出されていく。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

熱が放出されていく度に、私の身体が快楽に震えていく。

//雪乃
「な、なにこれっ……き、気持ちっ……いいっ……うはぁぁぁっ……あっ、ひぁぁぁぁっ!!」

考える間もなく、私の身体が快感に支配されていく。

身体中が痺れて自分の意思とは裏腹に私は絶頂を繰り返してしまう。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ!! な、なんでっ……くはぁっ……あ、あひっ……うぁぁぁぁぁっ……き、気持ちっ……いいっ……くはぁぁぁっ!!」

ビクンビクンと絶頂に達しながら、私は身体を痙攣させる。

全身が快楽に犯されていき、私はだらしなくヨダレを流しながら喘ぎ続けてしまう。

//雪乃
「ひっ、いいよぉっ……き、気持ちっ……いいっ……ひぁぁぁっ……あ、ま、またっ……イッ、イッちゃうっ……イッちゃうよぉぉぉっ!!」

もう何度目かもわからない絶頂。

頭はすでに考えることを止めて、快楽だけを貪っている。

//雪乃
「ま、またっ……またイッちゃうっ……イッちゃうよぉぉっ!!」

顔を汗と涙でグチャグチャにしながら、私はもう何度目かもわからない絶頂へと達してしまう。

それでも、下腹部の疼きは何度も絶頂に達したおかげで、やっと治まってきた。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……はぁっ、はっ……はぁぁぁっ……うぁぁぁ……」

荒波のような快楽が去っていき、私は残された心地よさに身体の力を抜いていく。

私の股間から出て行ったモノのせいで、私の股間はパックリと拡がっている。

だけど痛みにはない。

それどころか、心地よさと恍惚感の中で私は安らいでいた。

このまま気持ちよく眠れそうだ。

『このままずっと眠っていられたら幸せ……なのかな?』

絶え絶えの意識の中でそんなことを思ってしまう。

ここは心地よくて気持ちが良い。

こんな風に安らげるのなら、このまま眠り続けるのも悪くない。

いや、そっちの方が何万倍も良いと思う。

『そうだ、そうしよう……私を心配する人なんて、誰もいないのだから……』

意識を深い場所に沈めようとした瞬間、ふと私の脳裏に誰かの姿が浮かぶ。

それは、ネージュの姿だった。

//雪乃
「あ……」

私の意識が繋ぎ止められる。

そうだ、私には私のことを待っている人がいる。

ネージュがいる。

私にもいるのだ。

この何もない世界とは別に、自分のことを受け入れてくれる存在が。

ネージュというかけがえのない友人の存在が私にもいる。

彼女は、ずっと誰にも相手にされなかった自分を初めて認識してくれた。

その人がいない場所で一人でいても寂しいだけだ。

//雪乃
「だったら、だったら私が帰る場所は一つしかない」

身体に力を込める。

疲れきっていたはずの私の身体は、それでも私の思いに答えてくれた。

//雪乃
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」

拳を握って絶叫する。

その瞬間、私を覆っていた世界にヒビが入って割れていく。

ヒビの向こうに私のいた世界が見える。

そこは決して居心地の良い世界ではないけれど、私はそこに再び戻っていくことになる。

後悔は無いと言えば嘘になるだろう。

だけど、私はもう迷わない。

あの世界ではネージュが待っているのだから。

//雪乃
「はっ!!」

ヒビの先へと飛び込んだ瞬間、私は意識を取り戻した。

//雪乃
「な、なにこれっ!?」

意識を取り戻したとき、私の身体は全身が精液まみれにされていた。

そして、目の前には女王蟲の姿。

どうやら私は女王蟲の精神攻撃に犯されていたのだろう。

心にまで忍び込んで嬲ってきた女王蜂への怒りがこみ上げてくる。

//雪乃
「なっ!!」

怒りに支配されつつあった私の視界にネージュの姿が映る。

ネージュもまた、自分と同じように身体中を女王蟲の精液で汚されていた。

//雪乃
「このぉっ、よ、よくも、よくも私たちをっ!!」

怒りに拳を握って歯軋りをする。

女王蟲の精神攻撃にはまってしまったのは私たちが弱かったからだ。

確かにあの一瞬は幸せに満たされてはいたけれど、孤独の王国での快楽なんて虚構にしか過ぎない。

だけど、そこに私が惹かれていたのは事実だった。

そんな自分に腹が立つし、私の弱みに付け入ってきた女王蟲にはもっと腹が立つ。

//雪乃
「うぁっ、うぁぁぁぁぁっ!!」

自分の情けなさに絶叫する。

だけど悲しんでばかりはいられない。

女王蟲はまだ私の前に健在なのだ。

悲しむのは女王蟲を倒してからでも遅くは無い。

私は怒りを魔力に乗せて解き放っていく。

自分でも信じられないくらいの力が身体の奥から湧き上がってくる。

//雪乃
「これなら、いけるっ!!」

溢れそうなほどの魔力が身体中に行き渡る。

自分でも信じられないくらいの力に驚いてしまうが、それだって後でいい。

今はただ目の前の女王蟲を倒すことに集中するだけだ。

//雪乃
「覚悟なさい」

女王蟲を見据えて、私は腰を落として構える。

そして、大きく息を吸うと、私は一気に女王蟲の懐へと走り出した。

//雪乃
「りゃぁぁぁぁぁっ!!」

身体が軽い。

まるで全身が羽になったかのような感覚。

私の接近に気がついた女王蟲が触手を伸ばして攻撃をしかけてくる。

だけど、私にはその攻撃がスローに見えた。

//雪乃
「こんなのっ、くらわないわよっ!!」

女王蟲の触手を一本一本華麗にかわしていく。

あれだけてこずった攻撃なのに、今は私にカスリもしない。

女王蟲も私の変化に戸惑っているのか、攻撃がちぐはぐになってきている。

これなら攻撃をかわすことも楽だし、攻撃にのみ集中ができる。

女王蟲が私の攻撃範囲に入る。

//雪乃
「てぇぇぇいっ!!」

拳を握り直し、私は魔力を一気に拳へと集中させる。

魔力の充填された私の拳が、眩い光を放ちながら女王蟲へと向かっていく。

女王蟲は最後の抵抗とばかりに残りの触手を全て私へと向けてくる。

四方八方から触手が私へと迫る。

だけど、今の私には触手の動きが全て見えていた。

必要最小限の動きで触手をかわし、私は女王蟲の身体へと自分の拳を打ち込んで魔力を放出する。

私の攻撃を喰らい、女王蟲が悲鳴を上げる。

//雪乃
「まだよ、まだこんなもんじゃすまないんだからぁっ!!」

私はさらに拳を女王蟲の身体へとめり込ませていく。

気持ちの悪い感触と共に、ズブズブと私の拳が女王蟲の身体へと入っていく。

女王蟲の身体から流れ出る体液が私の顔を汚す。

それでも私は突き刺す力を緩めたりはしなかった。

//雪乃
「りゃぁぁぁぁぁっ!!」

残りの魔力も全て女王蟲へとぶつける。

拳から放たれる魔力はかなりの威力となり、女王蟲の身体を貫いていく。

そしてついに、私の拳から放たれた魔力は女王蟲の身体を貫通して穴を開けた。

女王蟲の断末魔の声がモノクロームの世界に響き当たる。

断末魔の叫び声を上げた女王蟲は動きを止めて、ゆっくりと地面へと倒れていった。

身体が揺れるほどの衝撃を残しながら、女王蟲が地面へと倒れこむ。

そして、女王蟲は二度と立ち上がることはなかった。

//雪乃
「や、やった……」

女王蟲が倒れたのを見て、私の身体から力が抜けていき私はヘナヘナと地面にへたりこむ。

身体にはもう魔力は全く残っていないし、そのせいで疲労感がものすごい。

今にも意識を無くして倒れそうだったけれど、私は女王蟲を倒した喜びで充実していた。


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聖夜乙女雪乃 終章(7)

『なんだか、気持ちがいい……』

自分の身体が、まるで水の中を漂っているかのような不思議な気分。

私の身体は、何か柔らかいものに包まれているようだ。

そのせいで私の身体はふわりと浮き上がり、私は心地よい気分についついリラックスしてしまう。

意識は未だに混濁していて、自分がいまどこにいるのかすらわからない。

全身が心地よい感触に包まれた私は、このままでも良いかな、なんてことを思ってしまう。

意識はゆっくりと浮き沈みを繰り返し、まるで水の中を漂っているかのようだった。

それは私の身体も同様で、ずっと柔らかい感触の中でたゆたっていた。

『なんだろうここ……わたしはいったい……』

時折、そんな疑問が頭に浮かぶけれど私は考えることを拒絶する。

このままここで何も考えずに浮かんでいたい。

いつしか私の心はそんな思いに支配されていた。

何も考えないまま、私は全身の力を抜いて身体をあるがままの流れに任せる。

そのままずっと、温かく、柔らかい感触に包まれていると、何もかもが忘却の中へと流されていくような気がする。

だけど、今はそれで良いような気さえしていた。

『考えるのなんて面倒くさい……』

私は赤子のように手足を丸めて縮こまる。

そんな状態のまま時が過ぎていき、私はもう自分がいまさっきまで何をしていたのか、そんなことさえも、もうろくに思い出せなくなりそうだった。

『でもいいか……思い出しても、ろくなことはきっとないだろし……』

目を瞑って、私はさらに小さく身体を丸めていく。

小さくなった私の全身を覆い隠すかのように、柔らかな感触は迫ってきて私を包み込んでいく。

まるで羊水の中で浮かぶ赤ん坊のような格好になった私の元へと、どこからか声が届いたような気がした。

//雪乃
「なに、誰かいるの?」

私の声に答えてくれるものはいなかった。

気のせいかと思って、私は再びまぶたを閉じる。

『ずっとこのままここにいれば、ずっと安らいでいけるのかな……』

全身を包む心地よい感触。

私はもう完全にその虜になっていた。

『そうだよ、ここにいればずっと、あなたは心地よいままでいられる』

私の耳に誰かのそんな言葉が届く。

再びまぶたを開けて辺りを見回すけれど、視界の中には誰もいない。

『どうしたの?』

//雪乃
「ううん、なんでもない……」

『それなら目を瞑って……心地よさに身を任せましょうよ……』

声の主の魅惑的な提案。

だけど、何故か心に引っかかりを感じた私は目を閉じずに誰もいない空間を見つめている。

『どうして目を瞑らないの? 心地よくはなりたくないの? 目を閉じれば、あなたはもうずっと心地よいままでいられるのに……』

//雪乃
「で、でも……」

『現実は、辛くて苦しいことばかりだったんじゃないの?』

その声に私の口の動きが止まってしまう。

声の言う通りだった。

私の人生は良いことなど何一つなくて、辛くて苦しいことばかりだった。

『思い出してごらんなさい、あなたの人生、良いことなんて何一つなかったでしょ?』

//雪乃
「う、うん……そう、そうだったわ……」

私の中に、辛くて苦しい思い出が後から後から湧き上がってくる。

それはまるで湧き水のようにドンドンとあふれ出し、私の心を黒く染めていく。

//雪乃
「わ、私はいつも、ずっとずっと一人でいた……」

『そうね、一人は嫌よね、辛いわよね……』

//雪乃
「今まで他人とも交わらなかった……」

『友人が一人もいなかったのね、可愛そうに……』

//雪乃
「あ、あぁっ……あ、や、やぁ……こんなのっ……やぁ、思い出したくないっ……やだよぅ……」

寂しくて、辛くて、苦しい。

そんな負の感情が私の心と身体を責め立てる。

『大丈夫よ、あなたがいなくても世界は回る、回り続けるの』

//雪乃
「えっ……」

『だから行きましょう、苦しいことのない心地よい世界へ……』

//雪乃
「私がいなくても世界は回る……」

そうだ、その通りだ。

私が一人で苦しんでいても、誰も手を差し伸べてはくれなかった。

私が一人で寂しがっていても、誰も話しかけてはくれなかった。

私はいつも一人だった。

それはきっとこれからもずっとそうなんだろう。

だけど、それでも世界は私のことなど気にもせずに回っていく。

私一人が辛くても、世界には全く関係ないのだから。

『世界は、私には無関心だったんだ……』

どうしようもない絶望感が私を襲う。

そんな私に追い討ちをかえるように、声が私の耳元で囁いた。

『ええ、世界はあなたに無関心なのよ……あなたが消えても世の中は変わらない……』

//雪乃
「そ、そうかも知れない……」

『それなら、もうあんな場所に戻ることもないわよ、あなたがここにいればずっと心地よいままよ?』

//雪乃
「え、えぇ……」

私が返事をすると、私の身体が段々と熱を持っていき、温かくて心地の良い感触が私の全身を包む。

まるでぬるま湯につかっているかのような気持ちよさに私の身体が弛緩していく。

気が抜けて、身体の力を抜いている私の下腹部が何故か熱くなっていき、私の口からは甘い声が漏れてしまう。

//雪乃
「な、なにっ……これっ……あ、あそこがっ……あ、熱いっ……ふうんっ!!」

熱い感触はいつしか快感へと変わっていき、私は身体をくねらせて声を上げてしまう。

『な、なんなのこれっ……』

快感が全身へと広がっていく。

心地よい感触は快感へと変わり、私は何の抵抗もしないまま快楽の波に流されていく。

//雪乃
「ふぁぁっ……き、気持ちっ……いいっ……な、なんでっ……うあぁっ……はぁっ……んくっ……はぁぁぁっ……」

膣の中が熱い。

まるで膣内で何かが暴れているかのようだ。

//雪乃
「や、やぁっ……な、なかっ……あ、熱くてっ……き、気持ちっ……いいっ……や、やぁっ……こ、こんなっ……ふぁぁぁぁぁっ!!」

ヒクヒクと私の身体が痙攣する。

//雪乃
「ひぃっ……や、やぁっ……イッ、イッちゃう……だ、だめっ……こ、こんなのっ……だっ、だめぇっ……いやっ、いやぁぁぁぁっ!!」

ビクンビクンと私の身体が波打ち、私は絶頂へと達してしまう。

//雪乃
「ふぁぁ、ふぁぁぁっ……い、イッちゃった……ひっ、ひぅっ……ま、またっ……そんなっ……も、もうっ……やぁっ……やなのっ……」

絶頂の余韻に浸る間もなく、再び私の身体を快感が襲う。

どうにかしようと思っても私には何もすることが出来ない。

快感の原因もわからないし、回りに私を襲うような相手も見当たらない。

//雪乃
「ふぁぁぁぁっ……あ、あひっ……んんっ……はっ……やぁっ……こんなっ……なっ、なんでっ……ああぁぁっ……ひぁぁぁぁっ!!」

相手が見当たらないというのに、私は膣内を嬲られている感覚に襲われている。

何が何だかわからない。

だけど、今の私にはそれに対処するだけの力は残されてはいなかった。

//雪乃
「んふぁぁぁっ……や、やぁっ……も、もう、やぁ……おっ、お願いだからっ……な、なかっ……かき回さないでぇっ……やぁぁっ……ひぁぁあっ……」

喘ぎながら、私必死に見えない何かに向かって許しを乞うが快感は一向に治まらない。

それどころか、身体の火照りは激しくなり、快感もさらに激しさを増して私を飲み込んでいく。

//雪乃
「ひぁぁぁぁっ……あ、あひっ……ふぁぁぁっ……も、やぁっ……だ、だめっ……うあぁぁっ……いぁっ……やぁぁぁぁぁっ!!」

快楽の激しさに私の頭が真っ白になっていく。

再び絶頂へと導かれ、私は甲高い喘ぎ声を上げて陸に打ち上げられた魚のように身体を震わせる。

//雪乃
「ふぁぁぁぁ……あ、あひっ……も、やぁっ……こ、これ以上はっ……はぁっ、はぁっ……んんっ……はぁっ……」

二度も絶頂へと導かれてしまった私の身体にはもうろくに力も入らない。

相手が何を考えているのかもわからない中、私は喘ぎ声の混じった声で、もうこんなことは止めてと繰り返すのみだ。

//雪乃
「ひぁっ!! や、やぁっ……ま、またっ……も、もう……だめっ……お、お願いっ……ふぁぁぁっ……ひやぁぁぁぁっ!!」

私の願いも虚しく、再び私の膣内で何かが暴れまわる。

ぐりぐりと子宮の奥にまで届きそうなソレに、私は何も抵抗が出来ない。

//雪乃
「ふぁぁぁぁっ……や、やだぁっ……も、もうっ……助けっ……助けてぇっ……だ、誰かっ……誰かぁぁぁぁっ!!」

助けを求めて誰もいない空間に手を伸ばす。

だけど、当然ながら私の手を掴んでくれる者なんて誰もいない。

私の手は虚しく宙をかきむしるだけだ。

//雪乃
「いやぁぁぁっ……も、やぁっ……イッ、イキたくないっ……んくっ……ふぁぁぁぁっ……いやぁぁぁっ……や、やぁっ……ふぁぁぁぁんっ……」

私が助けを求めている間も、ずっと快感の波は私を襲い続けている。

何度も絶頂へと導かれてしまった私の身体はもう限界だった。

//雪乃
「うあぁぁぁぁっ……も、もうっ……だめぇっ……ひぁぁぁっ……ま、またっ……やぁっ、やぁぁぁっ……き、きちゃうっ……きちゃうよぉぉっ!!」

ジワジワと快楽が全身を覆っていく。

三度目の絶頂が近い。

また絶頂してしまったら、自分がどうなるのかわからなくて怖い。

だけど、止めようにも私にはどうすることも出来ない。

快感と恐怖にはさまれて、私はただ悲鳴を上げることしか出来なかった。

//雪乃
「や、やぁぁぁっ……お、お願いっ……だっ、だれかっ……誰かたすけてぇっ……も、やぁっ……だ、だめなのっ……あ、あひっ……ひぁぁぁっ……あひぃっ!!」

私の目の前が快楽によって覆われていく。

自分の声ですら遠くなっていき、私にはもう自分が何を言っているのかさえわからない。

そんな状態が暫く続いて、私はついに三度目の絶頂へと達してしまう。

//雪乃
「や、やぁっ……い、イキたくないっ……イキたくないのにっ……ふぁぁぁっ……あ、やぁっ……いやぁぁぁぁっ!!」

今までで一番の快感が私を襲い、私の身体が弓なりに弾ける。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ……や、やらぁっ……も、もぅ……い、イキたくなんてなかったなのにっ……ふぁぁぁっ……やぁ、やぁぁぁ……ふぁぁぁっ……」

絶頂へと達してしまった私の身体から最後の力も抜けていく。

まるで糸の切れた操り人形のように、私は疲れきってしまい指一本動かせはしない。

//雪乃
「ふぁぁぁぁ……も、やらぁ……だ、誰かっ……助けてっ……助けてよぅ……はぁぁぁぁ……も、やだぁぁぁぁぁ……」

絶頂へと達した余韻に浸りながら、私は焦点の合っていない瞳でずっと助けを求め続けていた。


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聖夜乙女雪乃 終章(6)

//ネージュ
「いるわっ」

モノクロームの世界にネージュの緊張した声が響き、ネージュは立ち止まると視線を遠くへと移す。

一緒になって探索していた私も動きを止めてネージュの隣へと並ぶ。

黙っているネージュの隣で、私もネージュの視線の先へと集中して探索し始める。

//ネージュ
「どう、何か感じる?」

//雪乃
「う、うん……す、すごい魔力を感じる」

強大な魔力を感じた途端に、私の身体中の毛穴が一瞬で開いてしまった。

こんな魔力なんて今まで感じたことがない。

今までに遭遇したどんな化け物よりも禍々しい魔力を放っている。

『こ、こんな相手と戦えるの?』

まだ出会ってもいないというのに、相手の魔力だけで気圧されてしまう。

まだこちらに気がついていない段階でこの魔力。

臨戦態勢になったら一体どれほど魔力が膨れ上がるのか考えただけでも恐ろしい。

これ程の魔力の持ち主なら、確かにネージュが敗北をしたというのも頷ける。

//雪乃
「ど、どうするの?」

恐る恐るネージュに問いかける。

//ネージュ
「もちろん、戦うわよ」

//雪乃
「だ、だよね」

私は何を聞いているのだろう。

ネージュならそう言うに決まっている。

彼女にとって、倒せるかどうかわからない強大な敵と戦うのはこれが初めてではないのだろう。

勝てないかも知れないからといって逃げてしまっては、化け物と戦う人は誰も居なくなってしまうのだ。

そうなったら、私たちの住む世界は滅茶苦茶になってしまう。

そんなことは考えるだけでも嫌だ。

だったら、私がやることは一つしかない。

//雪乃
「それじゃ、さっさと倒しちゃいますか」

笑顔を浮かべてネージュを見る。

私の笑顔にちょっと驚いた顔をしたネージュは、すぐに真剣な顔に戻してゆっくりと頷く。

//ネージュ
「行きましょうか」

//雪乃
「了解」

//ネージュ
「気配はなるべく殺して、見つからないように移動しましょう」

私たちは頷き合うと、化け物の気配のする方へとゆっくりと歩き始める。

こちらの姿が見つかる前に、先制攻撃が出来れば一番良い。

近づいている最中も、ネージュは化け物の動きを探る為に集中している。

私も真似てみるけれど、化け物のビリビリとした気配に戦う前から体力が削られていくかのような状態になってしまう。

//ネージュ
「無理しないで良いわよ」

//雪乃
「で、でも」

//ネージュ
「相手の様子は私が探るから、あなたは魔力を高めることだけに集中して」

//雪乃
「わ、わかった」

ネージュの言葉に、私は化け物の様子を探るのを止めて、魔力を高めることに集中していく。

//ネージュ
「化け物を倒すのはあなたの一撃にかかってるから、よろしくね」

//雪乃
「こんなときに、そんな冗談言わないでよ」

//ネージュ
「冗談じゃないわよ、私はあなたの魔力を信用してるんだからね」

//雪乃
「うっ、が、頑張ります」

//ネージュ
「うふふ、そんなに緊張して空振りとかしないでよ」

こんな緊張状態だというのに、ネージュは微笑んでくれる。

さすがに何度も何度も死地を潜り抜けているだけあって、私が緊張しているのもわかっているのだろう。

つくづく、ネージュには敵わない。

私一人だけなら確実に相手の強さに驚いて混乱していただろう。

//雪乃
「大丈夫、いけるわっ!!」

グッと拳を握って見せる。

//雪乃
「どんな相手か知らないけれど、一発で倒して見せるわよ」

//ネージュ
「うんうん、頼もしいわね」

そんな風に話しながら、私たちはビルの陰から陰へと移動していく。

無音の世界に私たちの足音だけが響く。

//ネージュ
「そろそろ近いわ」

//雪乃
「う、うん」

見つからないように、私たちはゆっくりと歩く。

ビルの壁に背をつけて、頭を低くしながら化け物へと近づいていく。

//ネージュ
「いた……」

ビルの陰から顔を出していたネージュが相手の姿を見つけて顔を引っ込める。

どうやら化け物は私たちにはまだ気がついてはいないようだった。

//ネージュ
「発見にはずいぶんと苦労したけれど」

//雪乃
「うん……」

//ネージュ
「どうやらまだ女王蟲の子供は孵化してはいないようね」

ネージュが安心しながら告げる。

//ネージュ
「でも、孵化する寸前みたいね」

ネージュが言うように、化け物の腹部が大きく膨らんでいる。

あの中には一体どれほどの化け物が入っているのだろう。

//雪乃
「あれが、女王蟲なの?」

私の言葉にネージュが無言で頷く。

『あれが、ネージュが一人で勝てなかった相手……』

女王蟲をマジマジと見つめる。

まだ臨戦態勢になっていないというのに、とんでもないプレッシャーを感じる。

こんな相手が本気になったら、私たち二人だけで本当に勝てるのだろうか。

自分で言ったクセに思わず弱気になってしまう。

『いやいやいや』

ブンブンと首を振る。

弱気は駄目だ。

ネージュと一緒に戦えば、たとえ女王蟲が相手だって勝てる。

勝てるのだ。

//雪乃
「うんっ、絶対に勝てる」

言葉に出して、私は気合を入れる。

//ネージュ
「頼もしいわね」

//雪乃
「あなたがいるからね、弱気になんてそうはならないわよ」

//ネージュ
「奇遇ね、私もよ」

二人で微笑みあう。

私たち二人ならきっと勝てる。

//ネージュ
「それじゃ、一気に行きましょうか」

//雪乃
「ええ」

コツンと私たちは拳を合わせて立ち上がる。

魔力は身体中に行き渡り、いつでも戦える準備は万端だ。

//ネージュ
「ここで無理に倒す必要はないからね、無理だと思ったら撤退するわよ」

//雪乃
「了解」

//ネージュ
「行くわよ、1」

//雪乃
「2の」

//ネージュ

//雪乃
「3ッ!!」

私たちは一気に女王蟲の元へと駆けていく。

突然現れた私たちに女王蟲は驚いているのか動きが鈍い。

『一気に行くっ!!』

全力で駆け出していた私は、女王蟲の目の前で一気に跳躍する。

女王蟲は私の動きにはついてはこれなかった。

一気に間合いを詰めた私は、女王蟲の頭上から最大の魔力を込めた拳を叩き込む。

//雪乃
「やぁぁぁぁぁっ!!」

拳が女王蟲の頭へとめり込むと共に、気持ちの悪い女王蟲の鳴き声が辺りに響く。

魔力のこもった一撃を喰らって、女王蟲の動きが止まる。

ネージュはそれを見逃さなかった。

//ネージュ
「りゃぁぁぁぁっ!!」

ネージュは女王蟲の真下から拳を突き上げる。

女王蟲の腹部にネージュの拳が突き刺さるが女王蟲はビクともしない。

//ネージュ
「駄目か」

反撃に備えて、ネージュが間合いを取る。

私も無事に着地をしてネージュとは反対側に降り立つ。

//ネージュ
「まだまだいくわよ」

//雪乃
「了解っ!!」

前後から女王蟲へと迫っていく。

初弾が効いているのか、女王蟲の動きは未だに鈍い。

先制攻撃は一定の成果を上げたようだ。

勝負を決めるのなら今しかない。

//雪乃
「このぉぉぉっ!!」

//ネージュ
「やぁぁぁぁっ!!」

攻撃のタイミングが重なり合わないように、私たちは二人で女王蟲を攻撃していく。

何発も攻撃は入っているのだけど、女王蟲はビクともしない。

それどころか、こちらの攻撃など効いてはいないとばかりに反撃を加えてくる。

//雪乃
「あわっ」

慌ててしゃがんだ私の頭上を女王蟲の触手が通り過ぎていく。

激しい轟音と共に風を切り裂いていく触手の一撃に思わず身がすくむ。

あんな一撃を喰らってしまったら、私の首から上がなくなってしまいそうだ。

//雪乃
「こ、このぉっ!!」

怖いけれど、ここで立ち止まってしまったら攻撃を受けるだけだ。

私は自ら触手の中に飛び込んでいく。

接近に気がついて、女王蟲がたくさんの触手を私へと向けて飛ばしてくる。

触手の雨をかわしながら、私は女王蟲の懐へと飛び込んでいく。

『も、もう少しっ』

その瞬間、私の目の前に物凄いスピードで触手が迫る。

女王蟲は触手のスピードに変化をつけていたのだ。

女王蟲の仕掛けた罠に、私はものの見事に引っかかってしまった。

//雪乃
「か、かわせない……」

こっちも全速力で女王蟲の所へと向かっていたので方向転換などいまさら出来ない。

このままでは触手の餌食になってしまうと私が最後を覚悟したときだった。

女王蟲の背中からネージュの声が聞こえた。

//ネージュ
「こっちにも居るのを忘れてるんじゃないのっ!!」

ネージュが女王蟲の背中から魔力を拳に乗せて叩き込む。

体勢を崩した女王蟲の触手は私の頬をかすって、地面へと大穴を開ける。

辺りに砂煙が舞い上がり、女王蟲の視界を塞ぐ。

//雪乃
「てりゃぁぁぁぁっ!!」

土煙の中から私は一気に飛び出して女王蟲の身体へと拳を叩き込み、反撃に備えて後ろへと下がる。

私たちの攻撃をあれだけ喰らっているというのに、女王蟲は倒れない。

//雪乃
「まったく、どれだけタフなのよ」

//ネージュ
「本当ね」

いつの間にか、私の隣に来ていたネージュも忌々しげに呟く。

私たちそれぞれ単体での攻撃はいくら魔力を叩き込んでも効かないのだろうか。

だったら方法は一つしかない。

ネージュもそれがわかったからこそ私の隣に来たのだろう。

//雪乃
「やりますか?」

//ネージュ
「やっちゃいましょう」

背中合わせになっていた私たちは二人で女王蟲に向かって走り出す。

女王蟲が迎撃しようと私たちに向けて触手を伸ばしてくる。

まるで空が真っ暗になったかのように大量の触手が私たちに伸びてくる。

//ネージュ
「当たらないでよっ!!」

//雪乃
「わかってるっ!!」

紙一重で触手をかわしながら、私たちは女王蟲へと接近していく。

もう少しで攻撃範囲ということころで、女王蟲はさらに大量の触手を私たちへと向けてきた。

触手が集まって固まり、まるで巨大な槍のようになって、私たちへと迫ってくる。

//ネージュ
「飛ぶわよっ!!」

//雪乃
「了解っ!!」

呼吸を合わせて私たちは空中に飛んで触手をかわす。

目標を失った触手は止まることなく地面に大穴を開ける。

私たちは地面に埋まったままの触手に着地すると、そのままそれを道にして女王蟲へと迫っていく。

//ネージュ
「やぁぁぁぁぁっ!!」

//雪乃
「てりゃぁぁぁぁっ!!」

女王蟲へと接近して、私たちは呼吸を合わせて拳を女王蟲へと叩き込む。

私たちの魔力を同時に受けて女王蟲が激しく咆哮する。

//雪乃
「き、効いてる?」

//ネージュ
「もう一回いくわよっ」

//雪乃
「了解っ!!」

休む間もなく、私たちはもう一撃を女王蟲へと叩き込む。

女王蟲が苦しそうにうめき、身体を激しくくねらせて苦しんでいる。

やっぱり私たちの同時攻撃は女王蟲には有効だった。

//ネージュ
「この調子で一気にいくわよっ!!」

//雪乃
「もちろんっ!! 逃がしはしないんだからっ!!」

私たちの連続攻撃に耐え切れなくなったのか、女王蟲の動きが徐々に弱くなってくる。

それでも女王蟲は倒れない。

苦しそうに鳴きながらも、女王蟲は触手を私たちへと伸ばしてくる。

攻撃に集中していた私は触手の攻撃に虚をつかれてしまい反応が遅れてしまった。

//ネージュ
「危ないっ!!」

//雪乃
「きゃぁぁっ!?」

ネージュが助けるよりも早く、私の身体に女王蟲の触手が巻きつく。

//雪乃
「は、離せっ!! 離してっ!!」

引き剥がそうとするけれど、女王蟲の触手は私の身体を締め付けて離さない。

触手は私の身体をキツク絞めて上げていき、私の口から悲鳴が漏れる。

//ネージュ
「いま助けるからっ!!」

ネージュが触手をかわしながら私の側へと駆け寄ってくるのが見える。

だけど、それよりも早く女王蟲は私を捕まえたままの触手を自らの身体へと巻き取っていく。

//雪乃
「くっ、きゃぁぁぁぁっ!!」

ズルズルと私の身体が女王蟲の側へと引きずられていく。

私の目の前に女王蟲の顔が迫る。

//雪乃
「ひっ!!」

私はこのまま頭から食べられてしまうのだろうか。

恐怖に顔が歪む私の目の前で女王蟲は大きく口を開ける。

私の頭など軽く入りそうなほどの口内が徐々に私に迫ってくる。

//雪乃
「やっ、やぁぁぁぁっ!!」

//ネージュ
「まっ、間に合わないっ!!」

悲鳴を上げる私の身体ごと、女王蟲は口を開けて私の身体を飲み込んでいく。

飲み込まれた私の目の前が真っ暗になり、恐怖に耐え切れなくなった私はそこで意識を無くしてしまったのだった。



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聖夜乙女雪乃 終章(5)

//ネージュ
「自慰をしてしまう程に発情してしまっているなら、可能性は高いわ……」

//雪乃
「じゃ、じゃあ私がああなったのも化け物によって受精させられたから……」

さすがに自慰をしたとは言葉にしづらいので濁す。

言わなくてもネージュには私が何を言いたいのかわかっているだろう。

事実、ネージュは私の言葉に頷きながら、淡々と告げてくる。

//ネージュ
「身体が発情するのは、もっと子供を産ませやすく、作らせやすい苗床にしていく為」

//雪乃
「そ、そんな……」

ネージュの言葉に衝撃を受ける。

私の身体は化け物によって都合の良いようにされてしまっている。

その言葉の重みは相当なものだ。

//雪乃
「ど、どうすればいいの……」

絶望しそうになるのをこらえながら、私はネージュに問いかける。

ネージュなら、こういうときの対処方法もきっと心得ている。

私はそう願いながら、ネージュの言葉を待つ。

//ネージュ
「あるにはあるけれど……」

//雪乃
「あるけれど?」

//ネージュ
「普通の方法ではないわよ」

困ったような口調で言ってから、ネージュは私を見る。

ネージュがここまで口ごもるということは、言葉通り普通の方法ではないのだろう。

だけど、私はそれにすがるしかない。

化け物の都合の良いようになどなりたくはないのだから。

//雪乃
「多少のことなら我慢するわ」

//ネージュ
「そう……」

//雪乃
「それで、どうすれば良いの?」

//ネージュ
「化け物の支配よりも強い魔力を叩き込めば元に戻ることが出来るわ」

//雪乃
「魔力を叩き込む……」

自分の下腹部を思わず触ってしまう。

ここに化け物を倒すほどの魔力を叩き込んだら一体どうなってしまうのだろう。

私は化け物ではないし、害はないだろうけれど、それでも自分の体内に魔力を放出するというのは怖い。

//雪乃
「それは自分でやればいいの?」

//ネージュ
「いいえ、宿主の魔力には耐性がついているかもしれないし、加減が難しいから、私がやることになるわね」

//雪乃
「な、なるほどね……」

//ネージュ
「それに、まだ問題はあるわ」

//雪乃
「ま、まだ何かあるの?」

他人の魔力を体内に受け入れるということ以外に、これ以上一体何があるというのだろう。

私は緊張しながらネージュの言葉を待つ。

//ネージュ
「魔力を叩き込んだ後……」

//雪乃
「う、うん」

//ネージュ
「お腹に溜まっている化け物を身体の外に出さないといけないの」

//雪乃
「…………えっ?」

//ネージュ
「それをやらないと、暫くしたら化け物は元気を取り戻してしまうから意味がないのよ」

化け物を身体の外に出す。

それはつまり、自分のアソコからまた化け物を産まなければならないということなのだろう。

以前に経験したあのおぞましい感覚に身震いしてしまう。

それを再び味あわなければならない。

考えるだけでも嫌で嫌で仕方がなかったけれど、それをしないと私は助からない。

だったら、迷っている暇などない。

やるしかない。

私はグッと奥歯を噛みしめて気合を入れる。

このまま放置したところで、事態は好転などしないのだから。

//雪乃
「わ、わかったわ。お願い……」

覚悟を決めて、私はネージュを見る。

ネージュは頷いて、私に注入する為の魔力を集め始める。

魔力はネージュの手に集まっていき、ネージュの手が魔力で輝く。

今からアレを自分の身体に注入するのかと思うと、ちょっと緊張してしまう。

それが伝わったのか、ネージュは『大丈夫、心配ないから』と私に向かって言ってくれた。

//雪乃
「だ、大丈夫よ。私もあなたを信じているから」

ネージュに心配かけまいとして、私も強がって見せる。

何となく、私たちは目が合ってしまい顔を見合わせて笑ってしまっていた。

//ネージュ
「それじゃ、いくわよ」

//雪乃
「ええ」

魔力を帯びたネージュの手が私の下腹部へと伸びてくる。

わかってはいえても、私は思わず緊張してしまい、喉をゴクリと鳴らしてしまう。

//ネージュ
「いくわよ」

ネージュは私の下腹部へと手を当てると、一気に魔力を叩き込んでくる。

//雪乃
「うぁぁぁぁっ!!」

魔力の熱い本流がネージュの手から私の下腹部へと流れ込んでくる。

ネージュの放出する魔力の影響なのか、私の下腹部が熱さと共に妙に重くなってくるのがわかる。

//雪乃
「くぅっ、な、なにっ……これっ……」

身体が重い。

魔力のせいなのか、私の下腹部の重さが徐々に増して行き、さらには股間と尻穴までが熱を帯びていく。

//雪乃
「うあぁぁっ……あ、熱いっ……な、なにっ……こ、これっ……くぅっ……はっ……はぁっ……」

//ネージュ
「私が放出した魔力のせいで、あなたの中で化け物が暴れてるのよ」

//雪乃
「そ、そんなっ……うくっ、ふぅぅっ……はぁっ、はっ、くぅぅっ……ひ、ひぁっ……」

ネージュから魔力を注入される度に、私の両穴がドンドンと熱を帯びる。

痒いような、それでいて痛いような感覚が私を襲い、私は身体をくねらせて悶え続ける。

//雪乃
「お、お腹っ……くぅっ……お、重いっ……ひぎっ……な、中でっ……何かっ……あ、暴れてっ……くぅっ……うぎぃっ!!」

私の下腹部で何か暴れている。

多分それがネージュの魔力で苦しんでいる化け物なのだろう。

今から私はそれを身体から出さないとならない。

//ネージュ
「辛いだろうけど、頑張って」

魔力を放出しながら、ネージュが私の手を握ってくる。

励ましてくれているのだろう。

その心遣いが嬉しくて、私はネージュの手を握り返す。

私のことを心配してくれる人がいるというのがわかっただけで、私はまだ頑張れる。

//雪乃
「くっ、ふぅっ……こ、こんなことにっ……ま、負けないっ……負けないんだからぁっ!!」

私は身体に力を入れてヨロヨロと立ち上がる。

ネージュは私が立ち上がる間、何も言わずにギュッと手を握ってくれている。

//雪乃
「くっ、ふっ、はぁっ……こ、このっ……くっ……はぁぁっ……あ、あくっ……」

気を抜いたら痛みにどうにかなってしまいそうだ。

だけど、ここで気絶なんてしていられない。

立ち上がったまま、私は自分の下腹部に力を入れて思いっきりいきむ。

//雪乃
「さっさと、さっさと私の中から出て行きなさいよっ!!」

ネージュの魔力と、私のいきみによって、私の両穴から化け物が追い出されてくる。

膣壁と腸壁をこすりながら出てくる化け物に私は甲高い悲鳴を上げてしまう。

//雪乃
「くぅっ……う、うひっ……ひぁぁぁっ……くっ、はぁっ、あ、くぅぅっ!!」

//ネージュ
「頑張って、もう少しよ」

//雪乃
「ぐひぃっ!! ひ、ひぎっ……う、うくっ……うあぁぁぁっ!!」

私の絶叫と共に、私の両穴から化け物が漏れ出してくる。

まだまだ小さな化け物が地面へと転がる。

その瞬間、間髪居れずにネージュは私の両穴から生まれた化け物に魔力を叩き込んで化け物を消滅させる。

//雪乃
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ……こ、これでっ……も、もうっ……だ、大丈夫よね?」

荒い息を吐きながら、私はネージュに問いかける。

//ネージュ
「ええ、もう大丈夫よ」

ネージュはもう一回私の手を握り、優しく微笑んだ。

その言葉に安心して、私は情けないけれどヘナヘナとその場に座り込んでしまった。



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聖夜乙女雪乃 終章(4)

翌日も私たちはまたモノクロームの世界で化け物を探していた。

だけど、私たちがいくら必死にモノクロームの世界の中を探しても化け物は見つからない。

化け物の魔力を探知しようとしても、一向に引っかからない。

ここまで手がかりがないと、どうしたら良いのかわからなくなってしまう。

本当はネージュのようにもっと必死になって街中を走り回らないといけないのだろうけど、私はそんな気分ではなかった。

昨日見た変な夢のせいでいまいちテンションが上がらない。

あの時のことを思い出してしまうと、いまも身体がちょっと震えてしまう。

それだけ衝撃的な夢だった。

『あの夢は一体なんだったんだろう……』

私は無意識のうちに立ち止まっていた。

ふと、モノクロームの世界の空を見上げる。

現実の世界とは違い、この世界の空に色はない。

なんとなく、このまま空が夢で見た光景のように真っ黒に染まっていくのではないかと思ってしまい身震いしてしまう。

そんなことはないとわかってはいるけれど、私は思わず自分の肩を抱いてしまう。

//ネージュ
「だ、大丈夫?」

私の異変を感じたのか、ネージュが声をかけてくれる。

//雪乃
「う、ううん、なんでもない、なんでもないよ」

ネージュにこれ以上心配をかけるわけにはいかない。

私は大げさに両手を振って見せて何でもないことをアピールする。

だけど、どうやらそれは逆効果のようだった。

ネージュは何かを探るような瞳でジッと私を見つめてくる。

//雪乃
「な、なによ……」

目を逸らしながら口を開く。

//ネージュ
「昨日、何かあったの?」

ネージュの言葉に、私は思わずビクッとしてしまう。

『し、しまった、これじゃ、何かあったって言っているようなものだ……』

恐る恐るネージュを見ると、ネージュは私をジッと見つめたままだ。

私は慌てて視線を逸らす。

//ネージュ
「何があったの?」

//雪乃
「べ、別に何も……」

//ネージュ
「もう、どうしてそんなバレバレの嘘をつくのよ」

ネージュの呆れた声。

確かにネージュの質問に身体が反応してしまっては、いまさら何でもなかったとは言えない。

『別に大事なところは言わなければ良いんだし、言ってもいいかな……』

//雪乃
「え、えっとね……」

//ネージュ
「うん」

//雪乃
「昨日嫌な夢を見ちゃってさ……」

私の言葉にネージュの表情が一瞬で変わる。

『な、なに? なんでそんな顔をするの?』

驚いた表情を浮かべたままのネージュに問いかける。

ネージュは私の言葉には答えずに、何やら難しそうな顔をしてブツブツと言っている。

私は何か変なことを言ってしまったのだろうか。

//雪乃
「ねぇ、一体どうしたの? ねぇってば」

//ネージュ
「あ、う、うん、ごめん」

私の声に返事をしてくれたけれど、やっぱりネージュは心ここにあらずといった感じだ。

今度は難しそうな顔をして何やら考えている。

//ネージュ
「あ、あのさ」

//雪乃
「な、なに?」

真剣な表情と口調でネージュが私を見つめる。

その気配に押されて、私は若干後づさりながらもネージュに返事をする。

//ネージュ
「嫌な夢をみたって言ってたけれど、どんな夢だったのか記憶はあるの?」

//雪乃
「う、うん。すごい悪夢だった」

内容は言いたくないので、悪夢とだけ答えておく。

私の言葉に大仰に頷きながら、ネージュは質問を続けてくる。

//ネージュ
「あのね、言いたくないかもしれないけれど、大事なことだから出来れば答えて欲しいのだけどね」

//雪乃
「な、なに……」

背筋に嫌な汗が流れる。

真剣なネージュの表情から察するに、とても答えづらい質問なんだろう。

だけど、この質問にはきっと答えなければならないのだろう。

思わず私の喉がゴクリと鳴ってしまう。

//ネージュ
「目覚めたときにね」

//雪乃
「う、うん……」

//ネージュ
「もしかしたら、漏らしてなかった?」

//雪乃
「なっ!!」

どうしてそれを知っているのだろう。

確かに私は悪夢を見たあとに小便を漏らしていた。

だけどそれは誰にも言っていない。

この歳になって小便を漏らしたなんて恥ずかしくて誰にも言えない。

なのにネージュはズバリ聞いてきた。

何か思い当たることでもあったのだろうか。

//雪乃
「うっ、あっ、うっ……」

カァッと私の顔が熱を帯びていくのがわかる。

きっと今の私の顔は羞恥心で真っ赤になっていることだろう。

『こ、これじゃ答えなくても、そうだって言っているようなものだよ……』

恥ずかしくて泣きたくなってしまう。

自分が漏らしたなんてことなど言いたくはない。

//雪乃
「ど、どうしてそんなこと聞くのよ」

もうバレバレかも知れなかったけれど、私はそう言って言葉を濁す。

言ってから、私は頬を真っ赤に染めながら恐る恐るネージュを見つめる。

ネージュは、微笑んでいるような、それでいて泣いているような複雑な顔をしていた。

//雪乃
「ど、どうしたの?」

ネージュが何を考えているのかわからずに、私は思わず聞いてしまう。

//ネージュ
「私もね、そうだったから……」

//雪乃
「えっ?」

//ネージュ
「私もね、悪夢を見たことがあってね、それで起きたら漏らしてしていたの……」

//雪乃
「そ、そうなんだ……」

ネージュも同じだった。

『じ、自分と同じような経験をした人がもう一人いたなんて……』

ネージュの言葉に、私はどう反応してよいのかわからない。

そんな私にネージュは自分の経験を話し始めた。

//ネージュ
「悪夢から目覚めたらね、私は服を着たままだったのに汚物を大量に漏らしていたの。それでね……」

ネージュは思い出したくもないのか、そこで一旦言葉を区切る。

私も黙ってネージュの言葉を待つ。

暫くして、ネージュは大きく息を吸うと、再び話し始めた。

//ネージュ
「それで、それでね、汚物で汚れていた私の股間でね……その、何かが蠢くような、そんな嫌悪感に襲われていたの……」

ネージュはそう言ったきり黙りこくってしまう。

自分はお漏らしをしたことがあるなんてことを平気で言える人なんていない。

それでもネージュは私に言ってくれた。

もしかしたら、私もそんな経験をしたのではないかと心配してくれてのことなのだろう。

だったら、だったら私もその気持ちには真摯に答えなければいけない。

それに、ネージュも私と全く同じ経験をしていたのだから。

//雪乃
「あ、あのね……」

//ネージュ
「ええ」

//雪乃
「わ、私もね、その、悪夢から目覚めたらね、あ、あなたのように、た、大変なことになってたの」

やっぱり恥ずかしくて、私は大事な部分をぼかして伝えることしか出来なかった。

だけど、ネージュはそれだけで理解してくれたようだった。

//ネージュ
「そう……」

ネージュは優しく微笑んで、私をギュッと抱きしめてくれる。

それだけで、私は何だか救われた気分になってしまう。

私は暫くの間、暖かいネージュの体温を全身で感じていた。

//雪乃
「そ、それで、あれは、一体なんだったのかな?」

ネージュに抱きしめられて落ち着いた私は疑問を口にする。

悪夢を見ただけで漏らしてしまうなんていくらんでもおかしいと思う。

しかもネージュも同様の体験をしているのだから、何か別の原因があると考えるのが妥当だ。

ネージュもそう思ったのか、私の疑問に顎に手を当てて考えている。

//ネージュ
「もしかしたら……」

//雪乃
「う、うん」

何かを思いついたらしいネージュの言葉を黙って待つ。

さすがに魔法少女として長い間戦ってきただけあって、この手の問題には強いのかも知れない。

//ネージュ
「もしかしたら、夢喰いとの戦いで身体の奥にまだ除去しきれていないモノがあったのかも……」

//雪乃
「除去しきれてなかったものって?」

//ネージュ
「連中の精子よ……」

//雪乃
「えっ」

ネージュの言葉に絶句してしまう。

まさか夢喰いに出された精子がまだ私の腹部に残っているなんて言われるとは思わなかった。

思わず自分の腹部に手を当ててしまう。

だけど、ネージュの言葉はそれで終わりではなかった。

//ネージュ
「考えたくはないけれど、残った精子のせいで受精してしまっているのかも知れない……」

//雪乃
「そ、そんな……」

ネージュの言葉は、私を奈落の底につき落とすのに充分過ぎる破壊力を持っていた。

私は、あまりのショックで目の前が真っ暗になっていくのを感じていた。



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聖夜乙女雪乃 終章(3)

//雪乃
「あれっ、ここ、どこ……」

自分がいまどこにいるのかわからない。

だけど、何故か恐怖感はなく心は穏やかだ。

空には青空が広がり、私の身体はまるで飛んでいるかのようにふわふわと空中を漂っている。

それは決して不快ではなく、ゆりかごの上にいるかのような安心感があった。

『そうか、これは夢なのか……』

夢でなければこの状況は説明が出来ない。

『こういう夢なら大歓迎ね……』

ふわふわと漂いながら、私は身体の力を抜いてリラックスする。

日差しは温かく、まるで日向ぼっこをしているかのようだった。

『現実でも、たまにはこういう風に過ごしたいなぁ……』

化け物と戦い詰めだった日々を思い出す。

たまにはネージュを誘って、ピクニックに行くのも良いかも知れない。

戦ってばかりだと息がつまる。

ピクニックに行ったって罰は当たらないだろう。

//雪乃
「うん、いい考え」

私は青空の下をたゆたいながら、楽しい日々の事を考える。

こんなにリラックスしたのはいつ以来だろう。

そんなことを思いながら、これは夢だったと思い出して苦笑する。

夢とはいえ、この世界は私を良い気分にさせてくれる。

私はつい鼻歌を口ずさみながら、夢の世界を楽しんでいた。

//雪乃
「あれっ?」

私の顔に影が出来て、視界がさえぎられる。

何事かと視線を上げると、空が徐々に暗くなっていった。

『あらら、雨でも降るのかな……』

せっかくリラックスしているのに、雨が降るのは嫌だ。

だけど、事態は徐々に悪化しているかのようだ。

空はさらに暗くなり、まるで夜のようになっていく。

驚く私の視界の端では太陽が徐々に丸い形に黒くなっていくのが見えた。

//雪乃
「日蝕……?」

突然の日蝕に私は驚いてしまい、暫しの間それを見つめてしまう。

太陽は段々と黒い丸に覆われていき、輝きを失っていく。

幻想的な光景だった。

//雪乃
「うわぁ、すごい……」

日蝕など見たことがなかった私は視線をそらさずにジッと見つめる。

だからなのだろうか、私はそのおかしさに気がついてしまった。

日蝕というのは、地球と太陽の間に月などが入り込む現象のはずだ。

だから影は丸くなる。

それなのに、太陽はまるで黒い液体が染み込んでいくかのようにジワリジワリと黒い部分を増やしていく。

//雪乃
「な、なに……あれ……?」

わけのわからない現象に絶句してしまう。

そうこしているうちに太陽は真っ黒になり、真っ黒になった太陽からは黒い液体が染み出してきた。

私はその光景をただ眺めているだけしか出来ない。

黒い液体は空全体に広がっていき、辺りはもう真っ暗になっている。

そこには、さっきまでのゆったりとした時間などは流れてはいなかった。

//雪乃
「な、なんで……こんなの止めてよ……止めてぇぇっ!!」

わけもわからず絶叫してしまう。

だけど、私がいくら絶叫したところで黒い染みはなくならない。

それどころか、黒い染みはついに地上をも染め出していた。

黒い液体が目の前で拡がっていく。

私の知っている世界の地上が漆黒に染められている。

//雪乃
「なにこれっ、なんなのよこれぇっ!!」

私の目の前で、地上のあらゆるものが液体によって溶かされていく。

ビルが根元から折れて漆黒の海に飲み込まれる。

黒い液体の影響なのか、木々は腐り花は解けていた。

まるで世界を侵食していくかのように、黒い液体の勢いは止まらない。

//雪乃
「いやぁぁぁっ!! 止めて、止めてよぉっ!!」

目の前の現状を、私はただ見つめることしか出来ない。

何かをしようとしても、私にはあの黒い液体に対抗する手段は何一つ無かった。

私は自分の無力さと悔しさから涙を流していた。

その間にも、地上も空も黒い染みに覆われていく。

自分の住んでいる世界が目の前でなす術も無く壊されていく。

それはどうしようもない恐怖だった。

//雪乃
「や、やだっ……こんなのっ……や、やだよぅ……」

恐怖に私の身体が震える。

私がいくら願ったって、世界の崩壊を止めることは出来ない。

だからといって、私には崩壊を止めるだけの力も無いのだ。

//雪乃
「やぁ、いやぁぁぁ……」

黒い液体の海にビルや車が飲み込まれていく。

飲み込まれた物の中にはきっと人間もいるのだろう。

私の目の前にはもう地上は見えず、ずっと黒い海の水平線が広がっていた。

//雪乃
「そ、そんな……こんなのっ……やだ、やだよ……」

私は涙を流しながら目の前の光景に怯え続ける。

完全に恐怖に支配された私は、自分では気がつかないうちに失禁までしてしまっていた。

自分の失禁にも気がつかない位に私は地上の様子に絶望していた。

地上は完全に黒い液体に覆われて、まるで嵐の海のように荒れ狂っていた。

この世の地獄という言葉が良く似合う光景だと思った。

ただただ無力感を感じながら、私はその光景を眺めていることしか出来ない。

その間にも液体の水位は上がり続け、荒れ狂った黒い波が私までをも飲み込もうと襲い掛かる。

だけど、完全に恐怖に支配された私は動けない。

//雪乃
「あっ、あっ……やぁ……」

言葉にならない言葉を呟きながら、ずっと立ち尽くしている。

もうあと少しで黒い波が私を飲み込むだろう。

顔に黒い波しぶきがかかる。

あとはもう黒い波に飲み込まれるだけだという間際、私の耳に誰かの言葉が届く。

この世界に自分一人きりだと思っていた私は、慌てて聞こえてくる言葉に耳を澄ます。

声の主は、誰かの名前を何度も何度も呼んでいる。

耳を済ましているうちに、声の主が呼んでいるのは私の名前だと気がつく。

誰だか知らないけれど、こんな世界で誰かが私を呼んでいた。


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聖夜乙女雪乃 終章(2)

//雪乃
「はっ、はぁっ、うっ、くぅっ……」

家について、私はすぐに自分の部屋へと駆け込んでいく。

こんな異常な状態を誰かに見られるわけにはいかない。

ドタドタと乱暴に階段を上がり、私は自分の部屋の扉を勢い良く開けて部屋へと転がり込む。

//雪乃
「な、なにっ……これっ……か、身体っ……ふぁぁっ……お、おかしいっ……くぅ……」

何もしていないというのに、身体の疼きが止まらない。

『な、なんでっ……か、身体っ、あ、熱くてっ……が、我慢っ……で、出来ないっ……』

意識していないのに口からは甘い声が漏れてしまう。

一体私はどうしてしまったのだろうか。

敵の攻撃を疑うけれど、私は敵になど遭遇していない。

だったらこの身体の疼きは一体。

//雪乃
「だ、だめぇっ……な、ないもっ……か、考えられないっ……」

私の意識を気持ち良くなりたいという欲望が押しつぶしていく。

必死に抗おうとするけれど、身体の疼きは益々増していくばかりで、私にはもうどうしようもなかった。

//雪乃
「だ、駄目なのにっ……うぁっ……ひぁぁぁっ……」

自分の部屋を見回して、私は目に入った椅子へとふらふらと近づいていく。

『だ、駄目っ……で、でもっ……もう我慢できない……』

私は椅子に自分の股間をこすり付ける。

//雪乃
「ひゃぁぁぁっ!!」

少しだけ股間をこすりつけただけだというのに、私の身体には電気が走ったかのような衝撃が駆け巡る。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……気、気持ちっ……イイッ……な、なんでっ……こ、こんなっ……ふぁぁっ……はぁぁぁっ!!」

自分の身体がこんなに敏感だとは思わなかった。

今までに感じたことのない快楽に、私はここが自分の家だということも忘れて甲高い声を上げてしまう。

//雪乃
「はぁっ、あっ、くぅ……ふぁぁっっ……やぁっ、き、気持ちっ……いいのぉっ……うあぁぁぁっ……ひぁぁぁっ……」

下半身の動きが止まらない。

私は激しく股間を椅子へとこすり続ける。

//雪乃
「うはぁっ……ひっ、ひぃっ……くうっ……うぁぁぁっ……あ、あひっ……うぁぁぁっ!!」

どれだけ股間をこすりつけても疼きが止まらない。

快感を求めて、私は無意識に股間を激しく椅子に押し付けていく。

//雪乃
「うはぁっ……ひぁぁぁっ……や、やぁっ……な、なんでっ……こ、こんなっ……うあぁぁぁ……ひぁぁぁっ!!」

頭が快感で埋め尽くされていく。

激しい快感が脳髄を刺激し、私の股間は自分でもわかるくらいに濡れている。

それがさらに股間の滑りを良くしていき、私はさらなる快感に身体を震わせてしまう。

//雪乃
「ひっ、やぁぁぁっ……あ、やぁっ……やなのにっ、こ、こんなのっ……ふぁぁっ、だ、だめっ……」

股間の疼きはさらに激しくなっていき、私は獣のように悲鳴を上げる。

ゾクゾクとした快感が股間からわき上がっていき、私はついに絶頂へと達してしまった。

//雪乃
「ふぁぁぁぁっ!! あ、あひっ……や、やぁっ……こ、こんなっ……やぁぁぁぁぁぁっ!!」

ビクンビクンと私の身体が椅子の上で痙攣する。

//雪乃
「はぁっ、はぁっ……な、なにこれっ……す、すごいっ……いいっ……はぁっ、はぁっ……」

快感の余韻に浸りながら、私は荒い息を吐く。

一回絶頂に達したというのに、股間の疼きはまだ治まらない。

//雪乃
「な、なんでっ……はぁっ、ま、まだっ……くぅっ……は、はぁ……」

イッたばかりだというのに、私は再び椅子の上で動き始める。

さっきイッたばかりの私の股間は敏感になっていて、少し動くだけで激しい快感を伝えてきた。

//雪乃
「ふぅぅっ……ひぁっ、あっ……はぁっ……くっ、ひぁぁぁっ……や、やぁっ……だ、だめぇっ……き、気持ち、良すぎるよぉっ……」

腰を前後に動かしながら、私は股間を椅子にこすり付けていく。

私の股間から流れ出た愛液で椅子はもうヌルヌルになっている。

それが潤滑油になり、椅子の上で私はさらなる快感に身を悶えさえる。

//雪乃
「うぁぁぁぁっ……あ、あはぁっ……い、イイッ……き、気持ちっ……イイッ……や、だ、だめっ……このままっ……へ、変にっ……うあぁぁっ……」

気がついたら、私はさらなる快感を求めて椅子の上で動きながら自分の指で股間をいじっていた。

パンツの中に手を入れて、自分のクリトリスをつまむ。

それだけで、私の快感は増大されていき私はさらなる快感に悲鳴を上げる。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ……ひぁっ……や、やぁっ……き、気持ちっ……よ、良すぎてっ……も、だめぇっ……だめなのぉっ!!」

ビクンと私の身体が震えて、私は再び絶頂に達してしまう。

再びイッたというのに、私は椅子の上で動くことを止めることが出来ない。

私は完全に快感の虜になっていた。

//雪乃
「ひやぁぁぁっ……あ、あひっ……んふぅっ……イイッ……いいのぉっ……あ、はぁぁぁっ……ひんっ……はぁぁぁっ!!」

自分で股間をいじりながら、私は甘い声を上げ続ける。

私が指で股間をいじるたびにグチュグチュと卑猥な音が辺りに響く。

パンツはもうお漏らしをしたかのように、濡れていた。

//雪乃
「ふうんっ……はぁっ、ふぁぁぁっ……あふっ……ひあぁぁっ……やぁっ、なんでっ……こんなっ……ひぁっ……ひゃぁぁぁぁっ!!」

間もおかずに、私はまたしても絶頂へと達してしまう。

何度も何度も絶頂へと達しているというのに、私の股間の疼きはまだ止まらない。

私の意識はさらなる快楽を求めることで一杯だった。

//雪乃
「や、やぁっ……ゆ、指っ……と、止まらないっ……くぅっ……はぁっ、はぁぁぁぁっ……いやぁっ……も、やぁっ……んくっ……うぁぁぁぁっ、やぁぁぁっ!!」

無意識のうちに、私はさらなる快楽を求めるかのように膣内へと指を入れる。

私の膣内は愛液でドロドロで、熱いくらいになっていた。

//雪乃
「ふぁぁぁぁっ……す、すごいっ……あ、あついっ……わ、わらしのなかっ……ふぁぁぁっ……かき回すとっ……イイッ、いいよぉっ……」

自分の膣内を激しくかき回すと痺れるような刺激が一気に脳内へと走る。

頭が真っ白になりそうな快感におぼれながら、私はだらしなく喘ぎまくってしまう。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……あ、あふっ……こ、こんなっ……き、気持ちっ……よ、良すぎるっ……ふぁぁぁぁっ……へ、変にっ……もっ、やぁっ……やぁぁぁぁっ……」

もう何度絶頂へといったのかわからない。

それなのに私の身体はまだまだ快感を求めている。

『な、なんでっ……こ、こんなっ……』

自分の身体は一体どうしてしまったというのだろう。

こんなに股間が疼いて、快感を欲したことなど今までにない経験だ。

きっと何かこうなった原因があるはずだ。

だったら、その原因を突き止めればこの状態は終わるかもしれない。

そう思うのだけど、私の思考はそこで停止してしまう。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……あっ、あひっ……こ、こんなっ……ふぅうっ……あ、やぁっ……と、止まらないっ……指っ……止まらないよぉっ……ふぁぁぁぁっ!!」

何度も何度も絶頂へと達してしまった私には、もう理性的に考えるだけの力は残っていなかった。

理性は快楽の波によって押し流されてしまい、私は動物のように快楽を求め続ける。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……いいよぉっ……気持ちイイッのぉっ……はぁぁぁっ……あ、はぁぁぁっ……んぁっ……ま、またっ……イクッっ……イッちゃうのぉぉぉっ!!」

ビクンッと身体が椅子の上で大きく弓なりになる。

その瞬間、再び私は絶頂へと上り詰めてしまう。

//雪乃
「うぁぁぁっ……ま、またっ……い、イッちゃった……はぁぁっ……で、でもっ……まだっ……も、もっと、もっと気持ちよくっ……ふぁぁぁっ……ひぁぁぁっ……」

身体から力が抜けていく。

さすがに何度も何度も絶頂へと達してしまうと体力もなくなってくる。

それなのに私の身体はまだ快感を求めている。

//雪乃
「や、やぁっ……も、もうっ……だめぇっ……駄目なのにっ……な、なんでっ……こ、こんなにっ……ふぁぁぁっ……あ、あひぁぁぁっ……」

股間の疼きは止まらない。

私はイッたばかりだというのに、再び腰を動かし始める。

もう何が何だかわからない。

私は一体どうしてしまったのだろうか。

身体の変調に不安になるけれど、絶え間なく続く股間の疼きには耐えられない。

『だ、だめっ……だめなのにっ……止まらない、止まらないよぅ……』

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ!! やぁっ、あっ、あふぅっ……き、気持ちいいっ……やぁっ、やらぁっ……ふぁぁぁっ……くふぅっ……はぁぁぁっ……やぁぁぁっ!!」

四度目の絶頂に襲われて、私は再び身体を痙攣させる。

//雪乃
「はぁぁぁっ……はぁっ、あっ、はぁっ……ふぁぁぁっ……」

絶頂の余韻に犯された私の身体は痙攣が止まらない。

口からは荒い息を吐き、体力はもうつきかけているというのに身体は相変わらず熱い。

そして、股間の疼きも止まらない。

//雪乃
「な、なんでっ……も、やぁっ……む、無理なのにっ……や、やぁっ、こ、腰もっ……指もっ……と、止まらないよぉっ……」

疲れているというのに、私は腰を激しく動かして股間を椅子にこすりつける。

もう何かに操られているとしか思えない。

自分の意思では腰の動きも指の動きも止められない。

それなのに、指は的確に私のクリトリスを撫でまわし、残りの指も膣壁をこすり上げていく。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁぁんっ!! ひぁぁぁっ、やぁぁっ……だめぇっ……は、はげしっ……も、無理っ……無理なのにっ……な、なんでっ……こ、こんなっ……ひぁぁっ!!」

叫び続けて喉が痛い。

身体も汗まみれで、パンツはもう私の愛液を含んでグッショリとしている。

精神もヘトヘトだというのに、呪われているかのように私の腰と指は元気よく勝手に動き回る。

//雪乃
「も、もぅ……ふぁぁっ、あっ、はぁぁっ……だ、だめっ……ひぃっ、はぁぁっ……だ、だれかっ……た、たすけっ……うぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぁぁっ……」

悲鳴を上げる私の口からは、だらしなくヨダレが流れ顔を汚す。

私の顔はヨダレや汗や涙でグチャグチャになっていて、前髪もぴったりと額に張り付いている。

もう私の体力はほとんど残ってはいなかった。

//雪乃
「やぁっ、らめぇっ……も、はぁ、はっ……こ、このままじゃっ……き、気持ちよすぎてっ……し、死んじゃうよぅっ……はぁぁっ……やぁぁっ……いいのっ……気持ちっ……いいのぉっ……はぁぁぁぁんっ!!」

頭の中で何かが弾けそうになる。

またしても絶頂が近い。

これ以上イッてしまったら私は壊れてしまうかも知れない。

それなのに、私の指も腰も止まらずに絶頂に向けてさらに激しく動いていく。

//雪乃
「ひやぁぁぁっ……や、やぁっ、き、気持ちっ……いいのぉっ……やぁっ、お、おかしくっ……おかしくなっちゃうっ……ふぁぁぁ、あ、ひあぁぁっ……」

快楽の悲鳴を上げながら、私は迫ってくる快楽の波に恐怖を感じてしまう。

頭でが恐怖を感じているというのに、私の身体は快楽を求めるかのように激しく指を動かし始める。

指で股間をいじりながら、椅子に股間を押し付けてこすりつける。

//雪乃
「やぁぁっ、ゆ、指もっ……こ、腰もっ……と、止まらないっ……止まらないよぉっ……嫌なのにっ……はぁっ……あ、あぁっ、や、やぁ……ふぁぁぁっ」

目の前が真っ白になっていく。

そしてついに、私の身体は五度目の絶頂へと導かれてしまう。

//雪乃
「や、やぁっ……あ、あぁっ……ひ、やぁっ、た、助けっ……あ、あひぃっ……いやぁぁぁぁぁぁっ!!」

絶頂に身体を爆ぜさせながら、私は陸に打ち上げられた魚のように口をパクつかせる。

//雪乃
「うあぁぁぁっ……あ、あひっ……はぁっ、はっ、はぁぁ……あ、あぅっ……ふぅぅっ……」

やっと私の身体から力が抜けていき、私の股間が疼くこともなくなった。

ほっと一息ついたのもつかの間に、私の下腹部が激しい尿意を訴えてきた。

//雪乃
「ひぅっ……あ、あひっ……や、やぁっ……」

私は急いでトイレに行こうと立ち上がろうとする。

だけど、何度も絶頂へと達してしまった身体には力が入らずに身体は小刻みに震えるだけだ。

//雪乃
「や、やだっ……こ、このままだとっ……ひっ、や、やぁっ……そ、そんなのっ……やぁぁ……」

下腹部に力を入れて耐えようとするけれど、疲れきった身体に力は全く入らない。

せめて歩けるようになるまではと、私は必死に尿意を我慢し続けたけれど、もう限界だった。

//雪乃
「や、やだぁ……や、も、だめっ……やぁぁぁぁぁっ!!」

私の股間から生暖かい液体が染み出してくる。

パンツを履いたままでしかも部屋の中だというのに、私はお漏らしをしてしまっていた。

//雪乃
「や、やだぁっ……と、止まらないっ……止まらないよぉっ……いやぁぁぁぁっ!!」

私はお漏らしを止めようとしたけれど、止まらない。

大量の小便が私のパンツを汚し、吸収し切れなかった小便が私の太ももを濡らしていく。

小便はそれだけでは止まらずに私の部屋の床を汚していく。

//雪乃
「ふぁぁぁぁっ……あ、あひっ……やっ、やぁぁぁぁ……あ、はぁぁぁ……」

自分の部屋でお漏らしをしてしまうというありえない現実に私の心が折れる。

//雪乃
「やぁ……な、なんでっ……こ、こんなの……や、やぁ……」

目の前の視界がグニャリと揺れて、私は自分の小便が染み込んだ床へと落下してしまう。

生暖かい小便の感触が私の頬に触れる。

すぐにその場から離れたかったけれど、疲れきってしまっていた私は身動きも出来ずにそのまま意識を失っていったのだった。


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2014年01月10日

聖夜乙女雪乃 終章(1)

//雪乃
「気配はないわね……。そっちはどう?」

少し離れたところで敵の魔力を探っているネージュに声をかける。

私の声に気がついたネージュは、こちらを向いて渋い顔をしながら両手でバッテンを作る。

どうやら向こうにも収穫はないようだった。

//雪乃
「全く、会いたくないときには出てくるクセにいざ探すとなるとなかなか見つからないなんて」

ブツブツ言いながら、私はモノクロームの世界を歩き回る。

だけど、今日は化け物の気配を全く感じない。

何の収穫もないというのも、それはそれでイライラするものだ。

ついつい私の口からも汚い言葉が漏れてしまうのも仕方のないことだと思う。

//雪乃
「ちょっとあっちの方も見てくるねー」

//ネージュ
「あんまり離れるのは危ないよ」

//雪乃
「大丈夫、何かあったらすぐに大声だすから」

ネージュにそう告げて、私は化け物の捜索範囲を拡げる。

魔力を感じないというのは近くにいないだけなのかも知れない。

私たちの感知範囲の外にいたとしたら、魔力を感じないのも道理だ。

だったらこっちから移動して、感知範囲を拡げていけばいい。

ともかく、まずはネージュが遭遇したという化け物を見つけないと話は始まらないのだ。

//雪乃
「うーん、全然何も感じないわね……」

どんな些細な魔力も見逃さないように集中するけれど、やっぱり化け物の魔力を感じることは出来ない。

感じることが出来るのはネージュの魔力だけだ。

『今日はもう出てこないのかな……』

//雪乃
「最後にひとまわりして、それで駄目だったら諦めようかな」

テクテクと当ても無くモノクロームの世界を歩く。

いくら歩いても、自分以外に動いているものはいない。

化け物の魔力も感じない。

今日はもう諦めた方が良いだろう。

私がそう思っていると、不意に道の影からネージュが現れた。

//ネージュ
「そっちはどうだった?」

//雪乃
「収穫なし」

両手を広げてお手上げのポーズ。

//ネージュ
「こっちも、今日はもう諦めましょうか」

//雪乃
「そうね」

結局、この日の私たちは何も収穫のないまま現世に戻ったのだった。

それから数日間、私たちはモノクロームの世界と現実世界を行き来しているが化け物に出会うことはなかった。

すぐに見つかると思っていたのに、まさかこうなるとは思わなかった。

このままでは、もう一回挑戦出来るのかどうかも怪しい。

ましてや、弱点を探るために何度も遭遇など出来るのだろうか。

『う〜ん、元々表には出てこないタイプの化け物だったのかなぁ……』

ネージュが言うには強力な化け物だという話しだし、遭遇しないで済むのならそれに越したことはないのだろうけど。

だからといって、このまま遭遇しないでいるのもそれはそれで不安だった。

突然襲われたときの為に、一度は遭遇してどの程度危険なのかを確かめておきたいという気持ちもある。

//雪乃
「ああもうっ、出てくるならさっさと出てきなさいよっ!!」

//ネージュ
「わっ、な、なに?」

私の声に驚いたネージュが身をすくませる。

ネージュは私とは違って、飽きることなく集中して化け物を探している。

一度負けてしまったからなのか、私たちが探している化け物の恐ろしさを良く知っているのだろう。

//雪乃
「ご、ごめんなさい」

//ネージュ
「もう、驚かせないでよ」

//雪乃
「ごめんなさい、何の収穫もないからつい……」

ぺこりと頭を下げる。

//ネージュ
「そうね、今日も空振りみたいね……」

ネージュも苦笑しながら緊張を解いていく。

彼女も化け物の魔力を感知できなかったのだろう。

これでもう何日空振りが続いているのだろう。

いい加減に飽きてきてしまう。

//雪乃
「もう帰ろうか?」

これ以上探していても、目当ての化け物には会えるとは思わない。

私は背筋を伸ばしながらネージュに話しかける。

//ネージュ
「そうね、今日はこれまでにしましょうか」

ネージュも私の言葉に同意する。

彼女もこれ以上の探索は徒労に終わると思ったのだろう。

//雪乃
「今日も何も収穫はなし、と」

私たちは家に帰ろうと歩き始める。

その時、不意に私の下腹部で何かがモゾリと動いたような、変な感触に襲われる。

//雪乃
「えっ?」

思わず自分の下腹部に手を当てる。

だけど、触っただけでは違和感の正体はわからない。

//ネージュ
「どうしたの?」

私の声を聞きつけたネージュが、不思議そうな顔をしてこちらを向く。

//雪乃
「えっ、う、ううん、なんでもない」

とっさにそんな言葉が口をつく。

とはいえ、実際に自分でも訳がわからないので他に答えようがない。

ネージュに話かけられた時にはもう、下腹部の違和感は消えうせていた。

『な、なんだったんだろう……』

ネージュは特に気にする様子もなく、私の前を歩いていく。

違和感の無くなった私も、ネージュに続いて歩き始める。

//雪乃
「うぁっ……な、なにっ……またっ……」

再び下腹部を違和感が襲い、私はとっさに口を塞いでしまう。

こんなことで、ネージュに心配をかけるわけにはいかない。

『な、なに、これっ……こ、股間がっ……う、うずく……』

何もしていないというのに、私の股間がムズムズする。

痛いような痒いような、何とも言えない感触に私は思わず身体を震わせてしまう。

//雪乃
「く、くふっ……ふっ……」

『な、なにっ……なんなのっ……こ、これっ……』

何か知れないけれど、股間が疼く。

膣口が熱く痛み、自分の意思とは裏腹に私の股間が湿り気を帯びていく。

『や、やだっ……こ、こんなっ……』

下腹部の痒みが増していき、我慢できないほどの痒みが私を襲う。

不快感に我慢の出来なくなった私は、ネージュに気づかれぬようにそっと下腹部へと手を伸ばして股間を撫でる。

その途端、電撃が走ったかのような衝撃が私を襲った。

//雪乃
「きゃふ!!」

//ネージュ
「ど、どうしたの?」

私の声に気がついたネージュがこちらを向く。

//雪乃
「な、なんでもない……」

//ネージュ
「何でもないって言う割には顔が赤いわよ?」

//雪乃
「ちょっと、え、えとっ……そ、そう、風がね、首筋に急に吹き付けたからビックリしちゃって」

私は慌ててその場を取り繕う。

股間が痒かったからかいていたなんて、ネージュに言えるわけがなかった。

それに下腹部の違和感はもう消えている。

だったら、こんなこと恥ずかしくて言えないし、ネージュに伝える必要はないだろう。

//ネージュ
「本当に何でもないの?」

//雪乃
「も、もちろん」

//ネージュ
「それなら良いけど……」

私の言葉に何か釈然としないものを感じながらも、ネージュは再び歩き始める。

あれ以上何も聞かれなかったことに、私はほっとしてしまう。

『も、もう大丈夫よね……』

そっと下腹部を触る。

私の下腹部にはもうさっきのような違和感はなかった。

『いったい、何だったんだろう……』

違和感の無くなった下腹部をさすりながら、私はネージュの後についていく。

とはいえ、またいつ違和感が襲ってくるとも限らない。

『と、とりあえず、早く家に帰ってゆっくり調べてみよう……』

内心でビクビクとしながら、私は家路を急いだのだった。


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2014年01月09日

聖夜乙女雪乃 五章(6)

//雪乃
「あのさ……」

ネージュの背中をスポンジで洗いながら、私はネージュに話しかける。

私にはどうしても聞きたいことがあった。

//ネージュ
「なに?」

私の言葉に、ネージュは顔だけをこちらに向けて返事をする。

ネージュは、まるで私が何を聞きたいのかわかっているかのような瞳で私を見ている。

だから私は少しだけ俯いてネージュの背中を洗いながらゆっくりと口を開いた。

//雪乃
「あのさ、どうしてあんな弱い化け物に襲われていたの?」

ネージュがあんな弱い化け物に倒されるわけがない。

だけど、私が駆けつけたときにはネージュは化け物たちに襲われていた。

その光景を実際に目にしたとはいえ、私にはとても信じられなかった。

あれにはきっと何か特別な理由があるのではないかと私は疑っている。

それが正解であるかのように、私が質問したらネージュの身体が硬くなった。

何か言おうとしているのか、ネージュは私を見たままで固まっている。

//雪乃
「やっぱり、何か特別な理由があったのね?」

私の言葉にネージュが頷く。

やはりネージュが化け物に犯されていたのには理由があった。

後はその理由を聞きだすだけだ。

//雪乃
「それで、何があったの?」

//ネージュ
「う、うん……」

頷いた割りに、ネージュの口調ははっきりとしない。

まるで私に伝えるのをためらっているかのようだ。

何をいまさらって感じだけど、ネージュにはそういうところがある。

結局、彼女は自分のことよりも私のことを優先してしまうのだ。

今回だって、きっと本当のことを言ったら私に迷惑がかかるとか思っているのだろう。

だったら、そんなことはないとわからせるのが一番手っ取り早い。

私は両手でネージュの肩を掴む。

//ネージュ
「な、なにっ!?」

突然の私の行動にネージュが目をぱちくりさせる。

//雪乃
「いいからっ、今後の為にも何があったのか言いなさい」

//ネージュ
「で、でもっ」

//雪乃
「私に迷惑がかかるとかは無しねっ。迷惑がかかるとしたら、結局何も知らされずにピンチに陥った時なんだからね」

//ネージュ
「うっ……」

痛いところを突かれてネージュが言葉に詰まる。

そして私は、ここぞとばかりにネージュを責め続ける。

//雪乃
「一緒に戦うって決めたんだから、内緒は絶対に駄目なんだからねっ!!」

ガクガクとネージュの肩を揺する。

//ネージュ
「わ、わかった……わかったからっ……や、やめてっ……」

//雪乃
「そうそう、わかれば良いのよ」

ネージュの肩を揺するのを止めて、私はまたネージュの背中を洗い始める。

満足げな私の様子に、ネージュが苦笑している。

だけど直ぐに、ネージュは真剣な口調で淡々と語り始めた。

//ネージュ
「あの化け物たちは、私が違う化け物に負けた後にやって来たから抵抗が出来なかったの……」

//雪乃
「違う化け物?」

//ネージュ
「ええ、今までとは比べ物にならないほどの強さを持った魔物。私はそれに……負けてしまったの」

そう言って、ネージュは自分を襲った化け物の特徴を説明してくれる。

ネージュの説明を聞き、私は化け物の恐ろしさに自分の心音が高鳴っていくのがわかる。

//雪乃
「魔力全開でも歯が立たないって、そんなに巨大な化け物なの?」

//ネージュ
「魔法に元々耐性があるのか、それとも防御障壁が張ってあったのかはわからないわ。でも、大きくて強いのだけは確か」

敵が大きいというのは厄介だ。

倒すには、身体に見合っただけの強力な魔力を叩き込むことが必要になってくる。

だけど、弱っているとはいえネージュ一人ではその魔力は用意できなかった。

それだけで、相手がかなりの強さを持った化け物だということがわかってしまい私は思わず息を飲む。

//雪乃
「そ、それって……前に言ってた女王蟲なのかな?」

//ネージュ
「確証は持てないけれど、その可能性は高いと思う……」

//雪乃
「そ、そうなんだ……」

//ネージュ
「私もあれだけ強力な固体に遭遇したケースは初めてだから、多分だけど女王蟲だと思う……だけど、ううん、何でもない」

ネージュが口を閉ざす。

だけど私にはネージュが何と言いたかったのか、なんとなくわかってしまった。

『あれだけ強くても女王蟲でなかったら』ということを心配しているのだろう。

ネージュが遭遇した化け物が女王蟲であるという確証がない以上はそう思うのも当然だった。

とはいえ、今は目の前の現実をどうするかの方が大切だ。

強大な力を持った化け物が女王蟲かどうかは、結局のところ倒してみないとわからないのだから。

//雪乃
「た、対抗できそうな手段はあるの?」

//ネージュ
「正直、どう対処したら良いのかわからないわ」

//雪乃
「そ、そうなんだ……」

お風呂場を沈黙が支配する。

こういうときに、私は何と言ったら良いのだろうか。

ネージュでさえ勝てなかった化け物に、私が一人で戦って勝てるとは思えない。

しかも化け物とは完全な実力差があり、ネージュには攻略の糸口さえ見つからないと言われてしまった。

いっけんすると勝ち目はないように思えるけれど、魔法少女は二人いる。

そう、私とネージュの二人だ。

//雪乃
「二人で戦えばどうかな?」

私とネージュの二人分の魔力を叩き込めば、いかに強くて巨大な化け物でも効くのではないだろうか。

二対一は少しだけ卑怯な気もするけれど、化け物相手にそんなことなど言ってはいられない。

だけど、ネージュから返ってきたのは私が思いもよらない言葉だった。

//ネージュ
「二対一でも、勝てるかどうかはわからないわ」

//雪乃
「えっ……」

//ネージュ
「対峙した私にはわかるのだけど、あの化け物の強さは並じゃないわ。強さの底が見えなかった……」

数々の化け物相手に戦ってきたネージュの言葉は重い。

その彼女が、相手の強さの底が見えないと言っている。

それはつまり、私たちが戦うべき相手はネージュが今までに経験したことのない強敵ということだ。

だからといって、諦めるわけにはいかない。

//雪乃
「一度相手に攻撃を仕掛けて、弱点を探るとか出来ないかな」

//ネージュ
「えっ?」

//雪乃
「何もいきなり戦いを仕掛けなくても良いと思うの。 相手の弱点がわかってから対処しても良いかなって思うんだけど」

一対一なら逃げることが出来ないかも知れない。

だけど、二対一ならお互いがお互いをフォローすれば逃げられると思う。

弱点が見つかるまでは、ヒット&アウェイの戦略で良いのではないだろうか。

私は頭の中の考えをまとめてネージュへと伝える。

ネージュは私の言葉を聞いて驚きながらも、提案には賛成してくれた。

//ネージュ
「なるほど、確かにそれならいけるかも知れないわね」

//雪乃
「でしょ」

//ネージュ
「うん。それにしても凄いわね」

//雪乃
「何が?」

キョトンとしている私に向かって、ネージュが言葉を続ける。

//ネージュ
「絶望もせずに、そんな前向きなことを言うとは思わなかったから、私もあなたの前向きなところは見習わないといけないわね」

//雪乃
「ちょっ、何を言ってるのよっ!!」

ネージュの賞賛に私は照れてしまい、乱暴にネージュの身体を洗う。

//ネージュ
「きゃっ、ちょっ、ちょっと痛いっ、痛いってばぁ」

//雪乃
「変なこと言うからでしょっ、このっ、このっ」

//ネージュ
「や、やだっ……く、くすぐったいっ……やめっ……ちょっ、あははっ……あはっ……あはははっ」

静まり返っていたお風呂場に笑い声が響く。

これからも厳しい戦いは続くだろうけれど、こんなとき位ははしゃいでも罰は当たらないと思う。

散々にお風呂場ではしゃいだ後、私たちは一緒に湯船につかる。

再び沈黙が訪れるけれど、私はもう不安になったりはしない。

湯船につかりながらネージュを見ると、彼女は何も言わずに、にっこりと笑ってくれる。

もうさっきまでの悲壮感は微塵も感じられない。

ネージュも、私と二人で強大な化け物と戦う覚悟を決めたのだろう。

湯船につかりながらふと思う。

ネージュは驚いたけれど。

何度でも諦めずに、少しずつでも進んでいけば良いってことは、ネージュとの日々で学んだことだ。

ネージュの考え方は、しっかりと私の中でも息づいている。

私がこんな風に前向きになれたのは、他ならぬネージュのおかげなのだ。

//ネージュ
「なに?」

//雪乃
「ううん、なんでもないけど、頑張ろうね」

//ネージュ
「もちろん」

私たちは顔を見合わせながらにっこりと笑い、決意を込めた瞳で頷きあったのだった。




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聖夜乙女雪乃 五章(5)

//雪乃
「だ、大丈夫?」

ネージュに肩を貸しながら、私たちは何とか自宅へと帰ってきた。

玄関へと入り、そっとネージュを座らせる。

グッタリとしているネージュは、疲れているにも関わらず、私に『連れてきてありがとう』とお礼を言ってくれる。

//雪乃
「お礼なんていいから。それよりも今はゆっくりと休んだ方が良いわよ」

私は彼女を二階の自分の部屋へと連れて行こうとする。

ともかく、今は一刻も早く彼女を休めた方がいいと思う。

いくらネージュとはいえ、あれだけの陵辱を受けたのだから、身体が無事な訳がない。

//雪乃
「背負っていってあげるから、乗って」

ネージュの目の前にしゃがみ込んで、私は自分の背中を差し出す。

//ネージュ
「えっ?」

//雪乃
「おんぶしてあげるから、一人だと階段も上れないでしょ」

//ネージュ
「で、でも……私の身体、汚れてるし……」

自分の身体の汚れが気になるのか、ネージュは躊躇している。

確かにネージュの身体は化け物の体液や精液で汚れているけれど、そんなの私は気にしない。

それは、ある意味私を守る為に汚れたものなのだから。

//雪乃
「いいからっ、そこでジッとしてても始まらないでしょ」

ネージュの手を取って、半ば強引に背中に乗せようとする。

//ネージュ
「で、でもっ」

//雪乃
「何よ、あなた一人くらいならおんぶするのは簡単よ」

//ネージュ
「そ、そうじゃなくて……」

モジモジとネージュが何か言いたそうにしてこちらを見ている。

理由を聞かないと、きっとネージュはおんぶさせてはくれないだろう。

仕方なく、私はため息を一つ吐いてネージュに向き直る。

//雪乃
「なに?」

//ネージュ
「あ、あのね……休ませてくれるのはありがたいのだけど……その、ね……」

//雪乃
「うん」

ネージュが何を言いたいのかわからないので、私は返事をしながら続きを待つ。

//ネージュ
「ほら、私の身体汚れてるから……その、先にお風呂入りたいなって……」

//雪乃
「えっ」

思ってもみなかったネージュの言葉に私の口から間抜けな声が漏れる。

そんな私を尻目に、ネージュは言葉を続ける。

//ネージュ
「だってほら、こんな汚れてたら……その、さすがに入り辛いし……」

入り辛いというのは私の部屋にということ何だろう。

もちろん私はそんなことなど気にはしないけれど、どうやらネージュはそうではないらしかった。

考えてみれば、確かに汚れたままの格好で他人の部屋に入るのは気まずいのだろうということはわかる。

だけど、そんなに傷ついた身体でお風呂に入っても大丈夫なのだろうか。

//雪乃
「お風呂場で倒れたら危ないし、休んでからの方が良いんじゃないかな」

//ネージュ
「で、でも……やっぱり気になるし」

//雪乃
「それは、そうだろうけど……」

どうしたものかと考えていると、不意にネージュが名案を考えたとばかりに両手を合わせた。

//ネージュ
「それなら、一緒に入りましょうよ」

//雪乃
「えっ!?」

思ってもみなかった提案に私の動きが止まる。

だけど、ネージュはにっこりとしたまま私を見つめている。

そんな顔で見つめられてしまったら、私にはもう断ることなど出来なかった。

//雪乃
「体調が悪そうだと思ったら、すぐにストップをかけるからね」

//ネージュ
「うん」

私の言葉に、ネージュは素直に頷いたのだった。

玄関にネージュを残したまま、私はお風呂の蛇口を捻って湯船にお湯を溜め始める。

すぐに温かいお湯が湯船に流れ込み、お風呂場に湯気が立っていく。

それから私は玄関に戻って、ネージュに肩を貸してお風呂場へと連れてくる。

//ネージュ
「ごめんね、わがまま言って」

//雪乃
「別にいいわよ、これくらい」

//ネージュ
「お礼に私が身体を洗ってあげるから許してよ」

そういって、ネージュが悪戯っぽく笑う。

自分は傷ついてボロボロだというのに、こんな時まで笑顔を浮かべている。

ネージュの強さに、ただ彼女の心配ばかりをしていた私は関心してしまう。

//雪乃
「何言ってるのよそんな身体で。いいわよ、私が洗ってあげるから」

ネージュの言葉に私も笑顔で言葉を返す。

私の笑顔を見て、ネージュもにっこりと微笑んだ。

//雪乃
「さて、そうと決まったらさっさと入りましょうよ。あ、私が脱がしてあげようか?」

//ネージュ
「だ、大丈夫よ」

私の言葉に、ネージュが慌てて自分の着ていた服を脱いでいく。

危なっかしい手つきだったけれど、ネージュは何とか全裸になるとお風呂場へと消えていく。

私も服を脱いで全裸になると、ネージュの後を追ってお風呂場へと向かう。

そういえばとふと思う。

『私って家族以外の誰かとお風呂入るの初めてだったような……』

小さい頃は家族とお風呂に入ったことはある。

だけど、それも子供だった頃のわずかな間のことで、友人と二人でお風呂に入るのは初めての経験だ。

『な、何だかちょっと恥ずかしいかも……』

考えれば考えるほどに、自分の顔が熱くなるのがわかる。

もしかしたら、私の顔は真っ赤になっているかも知れない。

『ど、どうしよう……わ、私も入っていいのかな……』

扉の前で、私はオロオロとしてしまう。

//ネージュ
「どうしたの?」

なかなかお風呂場に入って来ない私を不思議がったのか、ネージュがお風呂場から顔を出す。

ネージュはどこも隠してはいない全裸だった。

形の良い乳房も白い肌もそのままで、お風呂場に立っている。

//ネージュ
「な、なに?」

//雪乃
「ううん、なんでもない」

『気にする方が変なのよね、うん。 友達同士だし』

私もネージュのようにどこも隠さずにお風呂場へと入っていく。

//ネージュ
「さ、それじゃ私が先に身体を洗ってあげるからそこに座って座って」

//雪乃
「何言ってるのよ、あなたの方が汚れてるんだから私が洗ってあげるわよ」

狭いお風呂場でどっちが先に身体を洗うのかで揉める私たち。

私は不謹慎にも、友達とこういうことをするのはちょっと楽しいなと思ってしまっていた。

//雪乃
「もう、いいから座りなさい」

//ネージュ
「きゃっ!?」

お風呂場でじゃれていると、不意にネージュの足が滑った。

私が助ける間もなく、ネージュは見事にお風呂場で転んでしまった。

//ネージュ
「あいたたたた……」

//雪乃
「だ、大丈夫?」

//ネージュ
「う、うん……なんとかね、えへへ……」

照れ笑いを浮かべながら、ネージュが立ち上がろうとする。

私はネージュに手を伸ばして、彼女が立ち上がるのを手助けする。

//雪乃
「はい、掴まって」

//ネージュ
「あ、ありがと」

ギュッとネージュが私の手を握って立ち上がる。

ネージュに手助けしながら、私は心の中では複雑な思いを抱いていた。

転んだ拍子に、ネージュの股間を見てしまったのだ。

つい先ほどまで化け物たちによって陵辱されていたそこは、酷いことになっていた。

肌は赤く充血していて、ヒダはまくれて痛々しい。

痛みもあるはずだろうに、ネージュはそんな素振りも見せずに笑っている。

そんなネージュの姿に関心しながら、私は自分の股間をそっと覗き込む。

私の股間も、色々な化け物たちに陵辱されたせいで、ネージュのように酷い有様だ。

自分もネージュのように、化け物たちによって酷いことをされてきたということを嫌でも思い出してしまう。

思い出すたびに身の毛がよだつ。

『あんな化け物たちに幾度も幾度も犯されて、孕まされて……』

//ネージュ
「どうしたの?」

//雪乃
「ううん、なんでもない。それより、怪我しなかった?」

//ネージュ
「お尻が痛い、アザになったかも」

照れたようにネージュが笑う。

今日もあれだけのことがあったというのに、もうネージュは笑っている。

それが私を心配させない為ということもあるだろうけれど、私はネージュのタフさに関心してしまう。

そして、私もこうあるべきなんだと再認識したのだった。







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聖夜乙女雪乃 五章(4)

モノクロームの世界へと、化け物を退治しに行ったはずのネージュが戻って来ない。

ネージュほどの力があればすぐに化け物を退治して戻ってくるはずだ。

//雪乃
「何かあったのかな……」

私は一人、現世でネージュの帰りを待っていた。

ネージュには心配しないでと言われていたけれど、さすがにここまで帰りが遅いと心配になってしまう。

ましてや、彼女は私の身体のことを気遣って一人で化け物退治に向かっていったのだ。

何かあったらと思うと、私は段々と平静ではいられなくなってしまう。

ここでモヤモヤしていても仕方ない。

私はネージュを探しに行く為に、モノクロームの世界へと旅立っていった。

//雪乃
「さて、どこにいるかな……」

モノクロームの世界に着いた私は、ネージュの魔力を探る。

まだ戦っているのなら、ネージュの激しい魔力の流れが感じ取れるはずだった。

『あれっ……?』

思わず怪訝な顔をしてしまう。

ネージュの魔力が弱々しい。

集中しなければ見失ってしまいそうだった。

『嫌な予感がする……』

私は慌ててネージュの魔力が感じられる場所へと走り出した。

ここまで魔力が弱まっているということは、ネージュは化け物に負けてしまった可能性がある。

だとしたら、その後に待っているのは化け物による陵辱だ。

もし、万が一にもそんなことになっていたら、早めに私が救い出さないと。

どうして一人で行かせてしまったのだろう。

そんな後悔に苛まれながら、私は走り続ける。

もしかしたら私の勘違いかも知れない。

ネージュはあっさりと化け物を倒して休んでいるだけかも知れない。

心の中で私の勘違いであって欲しいと願いながら私はネージュの元へと走っていく。

程なくして、私は道路の先に横たわっている影を見つけた。

//雪乃
「あ……あ、そ、そんなっ……」

それは間違いなくネージュだった。

だけど、私はネージュの側には近づけずにその場に崩れ落ちそうになってしまう。

目の前の光景が信じられずに、私の視界がグニャリと歪む。

これは悪い夢だ。

きっとそうに違いない。

立ち尽くしている私の膝がガクガクと震える。

//雪乃
「な、なんで……そんな……う、嘘……嘘だよね……」

立っていられなくなり、私は地面へと膝を付いてしまう。

呆然としている私の視線の先にはネージュの姿があるというのに私は側へと寄ることが出来ない。

ネージュは、まるで妊婦のように腹を膨らませて倒れていた。

身体は傷だらけで意識があるのか無いのかわからない。

ただ、化け物に負けて陵辱されてしまったことは一目瞭然だった。

しかも、それはまだ続いているらしかった。

ネージュの身体に、小さな化け物が何匹も張り付いているのが見える。

小さな化け物は、ネージュの身体に蟻のようにたかり彼女の身体を嬲っている。

//ネージュ
「あっ……くぅっ……はぁっ……あ、あくっ……ううっ……」

膣内を肉棒でかき回されて、ネージュが悲鳴を上げる。

意識はあるようだったけれど、抵抗するだけの気力はないのか小さな化け物を払うことも出来ないようだった。

それがわかっているのか、小さな化け物たちは乱暴にネージュを犯している。

//ネージュ
「うあぁぁっ……あ、あくっ……ふぅっ……ん、んくっ……うぁっ……はぁっ……んんっ……んぁぁぁっ!!」

小さな化け物の腰が震え、精液がネージュの膣内へと流し込まれていく。

ネージュは身体を弓なりにしながら流し込まれる精液の感触に再び悲鳴を上げる。

だけど、その悲鳴もすぐに小さな化け物の肉棒で塞がれてしまう。

膣内もすぐに別の化け物の肉棒で栓をされてしまい、精液を外に出すことすら出来ない。

//ネージュ
「ふぐぅっ……んんっ……んくっ……はぁっ……あ、あくぅ……ひぁっ……あ、あひぃっ……うぁぁぁっ……あ、あぎっ……」

小型の化け物たちによる、容赦のない陵辱が続けられていく。

魔力を使い果たしてしまったネージュは、化け物たちにとっては良い獲物でしかなかった。

//ネージュ
「ひぁぁっ……あ、やぁっ……も、くはぁっ……だ、だめっ……あ、あひっ……ひぐっ……んぶっ……うやぁぁぁぁっ!!」

小型の化け物たちにイカされて、ビクンビクンとネージュの身体が痙攣する。

それと同時に、挿入していた化け物はおろか周りの化け物たちからも大量の精液がネージュへと放出されていく。

あっという間に、ネージュの身体が精液で白く染まっていく。

//ネージュ
「んぶっ……うぁっ……も、やぁっ……うぁぁっ……はぁっ……あ、やぁっ……も、だめっ……うぁぁぁぁっ!!」

グッタリとしているネージュの身体に、新たな化け物たちが群がっていく。

ネージュの身体が化け物たちによって隠されていく。

きっとあの中心では再び激しい陵辱が行われているのだろう。

//ネージュ
「ひぁぁぁっ……あ、やぁぁぁっ……いやぁぁぁぁっ!!」

見えなくなったネージュの悲鳴が私の耳に届く。

そこでやっと、私は我へと返ることが出来た。

私はこんなところで何をぼうっとしているのだ。

一刻も早く、ネージュを助けなければ。

私は拳に魔力を集中させながら、化け物たちへと駆け寄っていく。

//雪乃
「このぉぉぉぉぉぉっ!!」

私の接近に気がついた化け物たちが迎え撃つ為に襲い掛かってくる。

小型の化け物の爪を交わし、私は魔力のこもった拳で化け物を殴りつける。

醜い悲鳴を上げながら、小さな化け物は地面へと勢いよく叩きつけられて絶命する。

//雪乃
「彼女からっ、離れなさいよぉぉっ!!」

左右から襲い掛かってくる化け物の攻撃をしゃがんでかわし、両拳でそれぞれ化け物の顔を打ち抜く。

小型の化け物ということもあるのか、数が多いだけでスピードも攻撃力も対したことはなさそうだった。

私の勢いに押されたのか、小型の化け物たちが慌てているのが手に取るようにわかる。

その中の数匹はすでに逃げだしている。

//雪乃
「うりゃぁぁぁっ!!」

小さな化け物をふっ飛ばしながら、私はネージュの元へと近づいていく。

浮き足立った小型の化け物たちの群れは、私には勝てないと悟ったのかついに撤退を始めた。

//雪乃
「このっ、逃げるなぁっ!!」

手の届く範囲の化け物に攻撃を加えながら、ネージュの下へとたどり着く。

その時にはもう小型の化け物たちは完全に統制を失って敗走していた。

//雪乃
「だ、大丈夫っ」

グッタリとしているネージュを抱き上げる。

ネージュの身体は化け物たちの陵辱によって汚されていたがそんなことなど気にしてはいられない。

//雪乃
「ねぇっ、返事をしてよ、ねぇっ!!」

私の声にネージュの目が薄っすらと開く。

//雪乃
「よ、良かった……」

生きていてくれたことに思わず安堵の声が漏れる。

//ネージュ
「た、助けに来てくれたんだ……あ、ありがと……」

//雪乃
「すぐに治療するから、安心してね」

私の言葉にネージュはゆっくりと頷く。

//ネージュ
「あ、あのね……わ、わたし、あなたにっ……つ、伝えたいことが……」

//雪乃
「いいから、今は大人しくしてて」

何か言いたげに手を伸ばすネージュの手をキツク握る。

//雪乃
「伝えたいことは後で聞くから、今は無理はしないで」

瞳に涙をためながら、私はネージュを見つめる。

私が泣いていることに驚きながらも、ネージュは目を細める。

//ネージュ
「そ、そうね……それじゃ、少し……や、休ませてもらうね……」

//雪乃
「うん、話は元気になったときね」

泣くのを我慢しながら、私はそれだけを口に出す。

私の言葉に、ネージュは小さく頷いてゆっくりと目を瞑る。

気絶したネージュを背負い歩き出す。

背中にネージュの重みを感じながら、私はさっきの戦いのことを思い出す。

小さな化け物は、私でもあっさりと倒せるほどの強さしかなった。

今まで戦ってきた化け物の中でも下位のレベルと言っても差し支えのない強さだ。

いくら何匹もいたとはいえ、ネージュなら負けるはずがない。

それなのに何でネージュはこんな無残な状態になっているのだろうか。

『もしかして、もう一匹別の強い化け物がいた?』

様々な疑問が浮かぶけれど、その場にいなかった私には正解などわからない。

それよりも、今は一刻も早く彼女を治療しなといけない。

何があったのかは、ネージュが元気になってからでも良い話だ。

私はネージュを背負い直すと、彼女を治療する為にモノクロームの世界から離脱したのだった。


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聖夜乙女雪乃 五章(3)

//ネージュ
「ふぁぁぁぁ……あっ、あひっ……ひぁぁぁぁっ……」

全身を巨大な化け物の精液に汚されながら、私はグッタリと地面に横たわる。

私にはもう身体の汚れを拭う体力も残ってはいない。

//ネージュ
「うあぁぁぁっ……あ、はぁっ……くっ……はぁっ……あっ、はぁっ……あっ……はぁぁっ……」

巨大な化け物の陵辱は凄まじく、陵辱が終わったというのに私の身体は痙攣してろくに動くことも出来ない。

ただ地面に横たわって、脱力した身体で荒い息を吐くことしか出来なかった。

巨大な化け物は私を陵辱し尽くして満足したのか、私の膣内にはもう何も挿入されてはいない。

それでも巨大な肉棒を受け入れた代償は酷く、私の膣口は大きく拡がっていた。

限界まで拡げられた私の膣口はきっともう元には戻らないだろう。

下腹部を襲う熱い痛みに耐えながら、私は悔しくてギュッと唇を噛んだ。

だけど、下腹部の鈍い痛みに私はすぐに悲鳴を上げてしまう。

『も、もしかして……は、孕まされた……』

額に冷や汗が浮かぶ。

化け物に流し込まれた精液の量は尋常ではなかった。

確かにあれだけの量の精液を流し込まれてしまったら孕まされてもおかしくはない。

//ネージュ
「や、やだっ……そ、そんなのっ……うくっ……ぐぅっ……」

そんなことはないと思いたかったけれど、下腹部の痛みが私のささやかな願いを拒絶する。

妊婦のように膨らんでしまった私の下腹部が、巨大な化け物に孕まされてしまったことを如実に物語っているかのようだった。

//ネージュ
「くっ……はぁぁっ……うぐっ……くっ、はぁっ、はぁっ……」

苦しげな息を吐きながら、私はどうやったらあの巨大な化け物に勝てるかを考える。

『あれだけ大きいと、かなり大量の魔力を流し込まないと無理よね……でも、それだけの量をどうやって集めたら……』

だけど、これといった案は何一つ浮かばない。

残念ながら、今の私には勝てる要素が何一つ見つからない。

それくらい、あの巨大な化け物は危険な相手だった。

『これは、あの子でも……』

脳裏には少女の姿が浮かぶ。

少女は確かに大量の魔力を持ってはいるけれど、それでも巨大な化け物に対抗できるとは思えない。

ましてや、相手は巨大な化け物なのだ。

どうやって戦って良いかすらわらかないうちに私のようになるのは明らかなような気がする。

『彼女が戦うにはかなり危険な相手よね……』

なるべく彼女には戦わせない方が良いだろう。

正義感というのか、そういうものが強い彼女はきっと逃げ出したりはしないだろう。

彼女はたまに、自分などどうなってもかまわないと思うくらいの戦い方を見せる時がある。

『しっかりと手綱は握っておかないとね……』

ボロボロの身体のクセに、彼女のことを心配してしまう自分がおかしい。

だけど、巨大な化け物は私を陵辱することに飽きたのかもういない。

身体も未だに動かないし、身体が回復するまでは私は考え事をする以外にやることがなかった。

地面に転がったままで、巨大な化け物に再び出会った時の対処法と彼女にどうさせるのかを考える。

悲しいことに、時間だけはたっぷりあった。

//ネージュ
「あぅっ……あ、ぐぅっ……」

どれくらいの時間が経っただろう。

突然、私の下腹部が激しい痛みを訴えてきた。

//ネージュ
「な、なにっ……うあぁぁっ……あぎっ……はぁぁっ、はっ、はぁっ……」

私の腹部が雷のようにゴロゴロと鳴る。

あまりの痛みに私は身体をくねらせ荒い息を吐き続けることしか出来ない。

//ネージュ
「や、やぁっ……こんなっ……うくっ……はぁっ……あ、あくっ……うぁぁぁっ……」

痛みは治まることなく私を責め続ける。

腹部は激しい音を奏で続け、私は痛みに歯をかみ締める。

//ネージュ
「や、やだっ……も、漏れちゃうっ……こ、このままっ……だとっ……うぁぁぁっ!!」

ヒクヒクと自分の肛門が震えるのがわかった。

アナルにまで流し込まれた精液のせいで、私はどうやらお腹を壊してしまったらしい。

我慢しないと今にも漏れてしまいそうだ。

//ネージュ
「こ、こんなところでっ……や、やぁっ……ふぅ、はぁっ……んくっ……と、トイレっ……」

トイレに行こうとしても、弱っている私は立ち上がることすら出来ずに、痛みにただ地面を転がりまわる。

せめてどこか目立たないところへと移動しようとするけれど、激しい痛みがそれすら許さなかった。

//ネージュ
「や、やぁっ……こんなところっ……でっ……も、漏らすっ……な、なんてっ……くぅっ……はぁっ……うぎぃっ……」

額には汗が浮かび、腹部に手を置きながら、私はまるで猫のように身体を丸ませて痛みに耐える。

//ネージュ
「や、やぁっ……こ、こんなっ……と、ところでっ……くはぁっ……あ、あひっ……ひっ……くっ……やぁぁっ……」

いくら我慢しても、自分の肛門がだらしなく緩んでいくのがわかる。

もう我慢の限界だった。

//ネージュ
「だ、駄目ぇっ……や、やぁぁっ……ひぁっ……あっ……やぁぁぁぁぁぁっ!!」

辺りの私の悲鳴が響き渡る。

それと同時に、私の肛門から勢い良く汚物が漏れ出していく。

//ネージュ
「やだぁぁぁっ……と、止まらないっ……や、やぁっ……こ、こんなところでっ……こんなっ……やぁっ……いやぁぁぁっ……」

モノクロームの世界とはいえ、自分が外で漏らすなんてことは恥辱以外のなにものでもない。

恥ずかしさに涙を流しながら、私は自分の顔を両手で覆う。

その間も、私の肛門からは汚物が滝のように流れ出して私の下腹部を汚してく。

//ネージュ
「や、やぁぁぁっ……くっ……ふぅ……も、もぅ……やぁっ……とまってっ……とまってよぅ……」

泣きながら願ったところで、私の肛門から流れ出る汚物は止まらない。

鼻を突く嫌な臭いの中、私は巨大な化け物の精液と自分の汚物にまみれながら泣いていた。



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聖夜乙女雪乃 五章(2)

//ネージュ
「ひぎぃっ!! うあぁぁぁぁっ……も、やぁっ……やだぁぁぁぁっ!!」

再び膣内を巨大な肉棒でかき回されていく。

いくら一度受け入れているとはいえ、慣れるものでもない。

再び身体を引き裂かれるような衝撃に私は無理矢理意識を覚醒させられてしまい絶叫を上げてしまう。

//ネージュ
「ひぁぁぁぁっ!! あぎぃっ……あひっ……うあぁぁぁっ……も、やぁっ……うあぁぁぁっ!!」

何度も何度も巨大な肉棒が私の膣内をかき回す。

その度に自分の内臓がかき回されるかのような衝撃が私を襲う。

//ネージュ
「うあぁぁぁっ……は、はぎぃっ……や、やぁっ……く、くるひっ……も、やぁっ……だ、だめっ……ひぎぃっ……うぁぁぁっ……やぁっ……ひぁぁぁっ……」

何とかこの状態から脱出しないと、本当に死んでしまうかも知れない。

私は犯されながらも何か良い方法はないかと考える。

//ネージュ
「うくっ……ふぁぁぁっ……あ、あぎぃっ……んくっ……は、はぁっ……あっ……いやぁぁっ……は、はぐぅっ……」

魔力を放出させようとしても、こんな状態では魔力を集めることすら出来ない。

それでも私は我慢して魔力を集めようと拳に力を込める。

//ネージュ
「んくっ……ふぁぁぁっ……あ、あひぃ……く、くふぅ……だ、だめっ……うあぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぁぁぁぁっ……あぎぃぃっ!!」

いくら努力しても駄目だった。

巨大な化け物の肉棒が私の膣内をかき回す衝撃に、とてもじゃないけれど私は集中できない。

//ネージュ
「ふぁぁぁっ……あ、くっ……こ、こんなっ……あ、うあぁぁっ……も、やらぁっ……だ、だめっ……くぁっ……あああっ……んあぁぁぁっ……」

ガクガクと私の身体が乱暴に揺らされる。

さっき出された精液が潤滑油になっているとはいえ、巨大な化け物の突き入れは激しい。

私の身体は、いつ真っ二つになってもおかしくはないほどの衝撃だった。

//ネージュ
「ひぎぃっ……も、もぅ……やぁっ……む、無理だからっ……ぬ、抜いてっ……やぁぁっ……ひあぁぁっ……やぁっ……やだぁぁぁあっ!!」

魔力のこもっていない拳で化け物を殴りつける。

だが、もちろんそんな拳ではダメージなど与えられはしない。

巨大な化け物は何事もなかったかのように、私hげ向けて腰を動かし続ける。

//ネージュ
「うぎぃっ……も、やぁっ……やだぁっ……おねがっ……ふぁぁぁぁっ……あ、あひっ……くはっ……あひっ……ああああっ……」

巨大な化け物の腰の動きが再び激しくなっていく。

さっきと同じような腰の動きに、巨大な化け物の絶頂が近いのが嫌でもわかってしまう。

//ネージュ
「ひっ、やぁぁぁっ……ま、またっ……も、もうっ……やだぁっ……お、お願いだからぁっ……ぬ、抜いてっ……やぁっ……やぁぁぁぁっ!!」

犯されながら、必死に懇願する。

だけどもちろん、巨大な化け物が私の願いなど聞いてくれるわけがない。

巨大な化け物の腰が震え、次の瞬間には再び私の膣内へと大量の精液が流し込まれてくる。

//ネージュ
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!! や、やぁっ……ま、またっ……な、なかにっ……やだぁっ!! 抜いてっ……抜いてよぅっ……ひあぁぁっ……あ、あひぃっ!!」

ドクドクと私の膣内へと二度目の射精をされてしまう。

再び流し込まれた精液が私の腹部を膨らませていき、私は苦しさに顔を歪ませる。

//ネージュ
「ひぁぁぁぁっ……あぐぅ……も、やぁっ……やぁぁぁっ……抜いてっ……お、お願いだからっ……ぬ、抜いてよぅっ……ひぁっ……あああっ……」

ヒクヒクと身体を痙攣させながら、私は弱々しく巨大な化け物に懇願する。

もう自分では化け物を退けるだけの魔力も体力もなかった。

//ネージュ
「うあぁぁぁ……も、やぁ……こんなのっ……やぁっ……ひあぁぁっ……た、たすけっ……はぁっ……あああっ……」

私の膣内で射精したというのに、化け物は私の膣内から肉棒を抜かない。

私の膣内には巨大な肉棒が入ったままだ。

//ネージュ
「も、もぅ……抜いてよぅ……はぁっ……あっ……」

巨大な化け物の肉棒は萎えることがなく、私の膣内を押し広げている。

//ネージュ
「な、なんで……そ、そんなっ……ま、まさかっ……ひぅっ……やぁぁぁぁぁっ!!」

私が恐怖を覚えた途端、巨大な化け物は射精したばかりだというのに、再び私の膣内をかき回し始めた。

//ネージュ
「ひぁぁぁぁっ!! やぁぁぁぁっ……も、だめぇっ!! やぁぁぁぁっ……た、たすけっ……うはぁっ……あ、あぎぃっ……いやぁぁぁっ!!」

巨大な化け物は自分の欲望を満たすだけの為に、陵辱を続行していく。

私の膣内をかき回している化け物の肉棒も一回り肥大化して、さらに私を苦しめていく。

//ネージュ
「うあぁぁぁっ……そ、そんなっ……な、なかでっ……お、おっきくっ……うあぁぁぁっ……く、くるひっ……ひぎぁっ……あぎぃぃいっ!!」

肥大化した化け物の肉棒が私の膣内を押し拡げ、私はろくに息も出来ないほどの苦しみに襲われる。

//ネージュ
「ひぎぃっ……こ、こわれっ……わ、わらしのっ……お、おなかっ……こ、こわれっ……ちゃうからぁっ……いぎぃっ!!も、やぁっ……いやぁぁぁぁっ!!」

あまりの痛みに私は目を見開いて絶叫することしか出来ない。

何か脱出の術を考えようにも、こんな状態では何も思いつきはしなかった。

//ネージュ
「うぎぃぃぃっ!! あ、あひっ……あふぁぁぁぁっ……いぎぃっ……く、苦ひっ……ひぎっ……うあぁぁぁっ……も、やぁっ……やだぁっ……いぎぃぃぃっ!!」

ビクンビクンとまるで陸に打ち上げられた魚のように私の身体が大きく脈打って痙攣する。

目を見開いて絶叫を続ける私はいつ痛みに意識を失ってもおかしくはない。

//ネージュ
「ひぎぃぃぃぃっ!! も、やぁっ……だ、だめぇっ……あぎぃ……だめっ……なのっ……た、たすけっ……うあぁぁぁっ……ひぎぃいいっ……うあぁぁぁぁっ!!」

助けを求めて誰もいない空間に手を伸ばす。

もちろんその手を取ってくれるものなど誰もいない。

弱々しく伸ばされた私の手は、何も掴めずに再び下へと落ちる。

//ネージュ
「ひぎぁぁっ……もやぁっ……こんなのっ……こ、壊れちゃうからっ……や、やぁっ……ひぎっ……うあぁぁぁぁっ!! う、動かないでっ……や、やぁぁぁっ!!」

巨大な化け物は、肥大化した肉棒で私の膣内を容赦なくかき回してくる。

膣壁は限界まで引き伸ばされ、私の下腹部には巨大な化け物の肉棒の影がはっきりと写っている。

そんなグロテスクな自分の姿を見ながら、私は叫び続けるしかなかった。

//ネージュ
「ひぎぃぃぃぃっ!! も、やぁぁぁっ……ぬ、抜いてっ……抜いてぇっ!! ひぁぁぁっ……いぎぃっ……うあぁぁぁぁっ!!」

悲鳴を上げ続ける私の声は枯れそうだったけれど、それでも私は悲鳴を上げ続ける。

散々に犯され続けている私の身体も、もうろくに言うことを聞いてはくれない。

//ネージュ
「やぁぁぁっ……も、だめっ……お、お願いっ……だからぁっ……た、たすけっ……助けてよぉっ……うあぁぁっ……あ、あひっ……ひぎぃぃぃ!!」

私の悲鳴を聞きながら、巨大な化け物はさらに激しく肉棒を私の膣内へと打ち付けてくる。

//ネージュ
「ひぎっ、ひぎぃぃぃっ!! も、やぁっ……うぁぁぁぁっ……あぎっ……ひぁぁぁっ……うあぁっ……あ、あぎっ……うあぁぁぁっ!!」

巨大な肉棒が打ちつけられる度に、ボコボコと私の下腹部が肉棒の形に盛り上がっていく。

絶頂が近いのだろう、巨大な化け物は一心不乱に腰を振り続ける。

//ネージュ
「ひぎぃぃぃぃぃっ……あっ、あぎぃっ……うぁぁぁっ……あ、あふっ……も、やぁぁっ……た、すけっ……うあぁぁぁっ!! あ、ぎぃぃぃっ!!」

巨大な化け物の腰が震える。

その瞬間、無常にも私の膣内へと大量の精液が流し込まれてきた。

//ネージュ
「ひっ、やぁぁぁぁぁぁぁっ!! た、たすけっ……やぁぁぁぁっ……でてっ……な、なかでっ……でてっ…やぁぁぁぁっ!!」

まるで激しく水の出ているホースを膣内に直接入れられたような衝撃に私の身体が悲鳴を上げる。

巨大な肉棒から射精された精液は、あっという間に私の膣内を一杯にしていく。

//ネージュ
「うあぁぁぁぁっ!! だ、だめぇっ!! それ以上っ……だ、出さないでっ……こ、壊れちゃうっ……からぁっ……いやぁぁっ……やぁぁぁぁっ!!」

まるで臨月を迎えた妊婦のように私の腹部が膨れ上がる。

それでもなお、巨大な化け物の射精は止まらない。

大量に出されて逃げ場を失った精液は私の鼻や口などの穴という穴からこぼれていく。

//ネージュ
「うぶあぁぁぁっ……や、やぁっ……ひあぁっ……や、やぁ……こ、こんなっ……ふぁぁぁっ……あぃっ……ひぁぁぁぁ……」

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苦しさと痛みで私の意識が途切れ途切れになっていく。

それでも射精による激しい痛みが断続的に続き、私は意識を失うことすら許されない。

私はもう狂ってしまいそうだった。

//ネージュ
「ふぁぁぁっっ……あ、あぶぅ……うあぁっ……も、やぁ……あ、あひっ……ひぇぇっ……ひあぁっ……あああっ……」

永遠とも思えるような化け物の射精が終わる。

少しは外に出たとはいえ、大量の精液によって私の腹部は妊婦のように膨れたままだ。

膣口は巨大な肉棒のせいで閉じることなく開きっぱなしで、見るも無残な姿になっている。

//ネージュ
「うあぁぁぁぁ……あ、やぁ……も、もぅ……やぁ……た、助けてっ……だ、誰かっ……た、助けっ……うあぁぁ……あ、あひっ……やぁぁぁ……」

汗と精液で顔をグチャグチャに汚したまま、私は息も絶え絶えの状態で精液の泉の中心で転がっている。

巨大な化け物によって散々にいたぶられたせいで、私はもう指一本動かす体力も残ってはいなかった。




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聖夜乙女雪乃 五章(1)

//ネージュ
「うあぁっ……うあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

化け物の精液が私の全身へとかけられる。

生臭くて熱い精液の臭いが私の鼻を刺激して、私は胃の中の物を吐き出しそうになってしまう。

//ネージュ
「うえぇぇっ……うぶっ……んんんっ……」

口の中にまで入り込んだ精液を必死になって吐き出していく。

とてもじゃないけれど、化け物の精液なんて飲むわけにはいかない。

//ネージュ
「ふぶっ……んはっ……こ、このっ……は、はぁっ……あひっ……くっ……ぐむっ……んぐっ……」

荒い息を吐きながら、私は触手を引き剥がす為に全身に力を込める。

だけど、私を絡みとっている触手はビクともしない。

必死に暴れている私を尻目に、化け物は再び私の膣内へと触手を潜り込ませてくる。

//ネージュ
「ひぁぁあっ!! も、もうっ……ひやぁぁぁぁっ!!」

私の願いも虚しく、再び私の膣内へと化け物の触手が入り込んでいく。

グネグネと触手は身体をくねらせながら膣奥へと向かう。

その度に、何度も出された化け物の精液が私の膣内から外へと漏れていく。

それはまるで、自分がお漏らしをしているかのようで恥ずかしくて私は思わず顔を背けてしまう。

//ネージュ
「くふっ……こっ、このっ……ふぁぁぁぁっ……あ、あふぅっ……んぐぅっ……く、くふっ……ふぁぁぁっ!!」

私の膣内が乱暴にかき回されていく。

触手によって身体の動きを封じられているので、私にはどうすることも出来ない。

そんな中、化け物は触手を私のアナルにまで挿入してくる。

//ネージュ
「ひっ、や、やだっ……そ、そこはっ……うあぁっ……ひあぁぁっっ!!」

なんの遠慮もなく、私のアナルにまで触手が入り込んでいく。

両穴を触手で貫かれて、私は身体を震わせながら絶叫してしまう。

//ネージュ
「ひぎっ……うあぁっ……や、やめっ……くっ、くふっ……う、うごかっ、ないでぇっ……ひやぁぁぁぁっ!! あぐっ……あひぃっ!!」

私の願いも虚しく、触手は私の両穴で激しく動き回る。

それぞれ違う動きで両穴を責められてしまい、私はもう何がなんだかわからない。

//ネージュ
「ひぎぃぃぃっ!! うあぁぁっ……あ、やぁっ……た、たすけっ……ふぐうっ……んんっ……んぶっ……も、やぁぁっ……ひっ、ひあぁぁぁっ!!」

触手は私の両穴を責めるだけでは飽き足らず、今度は私の口内にまで触手を侵入させる。

//ネージュ
「ふぎゅぅっ!! んぶっ……や、やぁっ……んんぶぅっ……んぶっ……あ、あひっ……あ、じゅるっ……んんっ……やぁぁっ……あひっ……ひぁぁぁっ!!」

喉の奥にまで触手が届き、私は息苦しさに目を白黒させる。

私の穴という穴を触手は乱暴に味わい、私はただ化け物のなすがままにされてしまう。

//ネージュ
「ぐひぃっ……んぶぅっ……も、やぁっ……じゅるっ……んぁぁぁっ……あひっ……ひぎっ……ひぅっ……あっ、あくっ……んぶぅっ……ひぁぁぁっ!!」

化け物の限界が近いのか、私を責め立てる触手の動きが激しさを増していく。

グチュグチュち激しい音を立てて、触手は私の両穴を出入りしていき、私はその度に悲痛な叫び声を上げる。

//ネージュ
「やぁぁぁっ……も、やぁっ……ふぎぃ……だ、だめっ……こっ、これ以上はっ……ひぁっ……ああああっ……こ、こわれっ……こわれりゅっ……うへぇぇっ……あっ……あぎっ……ひぁぁぁっ……やぁぁっ……ひぁぁぁっ!!」

私の目の前で、触手がその太さを増していく。

あの中を、私の穴という穴に注ぐために、大量の精液が流れているのだろう。

//ネージュ
「やぁぁぁっ……こ、こないでっ……うあぁぁっ……あ、あぁぁっ……や、やぁっ……いやぁぁっ……ひぁぁぁ……やぁぁぁぁっ!!」

私の絶叫と、化け物の触手から精液が放たれるのはほぼ同時だった。

//ネージュ
「うぶぅぅぅっ……や、やはっ……で、でてっ……なかでっ……んぶぅっ……やぁっ……なかでっ……た、たくさんっ……あ、熱いのがっ……うあぁぁっ……やぁぁっ……」

大量の精液が私の穴という穴に注がれていく。

どうすることも出来ずに、私は化け物から流し込まれる精液を受け止めることしか出来なかった。

//ネージュ
「うあぁぁぁっ……や、やぁっ……こ、こんなっ……た、たくさんっ……あ、はぁぁぁっ……あ、あくっ……うえっ……えええっ……」

飲みきれなかった精液が私の口内からだらしなくこぼれていく。

両穴からも、入りきらなかった精液がこぼれだし、私の身体を白く染めていた。

//ネージュ
「も、もぅ……やぁ……ひぁっ……だ、だめっ……こ、これ以上はっ……ゆ、許してっ……はぁっ……あ、あひっ……ひぁっ……あああっ……」

大量の精液を放ったというのに、化け物は私の身体の拘束を解いてはくれない。

まだまだ満足などしていないとでも言うのだろうか。

これ以上犯されてしまったら死んでしまうかも知れない。

薄れていく意識の中で、私はそんなことを思う。

//ネージュ
「や、やだっ……なにっ……なんなのよ……」

グッタリとしている私の目の前に、触手を持った化け物とは違う種類の化け物が現れた。

見上げるほど巨大な化け物が私の事を見下ろしている。

//ネージュ
「ひっ……な、なにっ……なんなのっ……や、やだぁっ……こないでっ……さ、触らないでっ……や、やぁぁぁぁっ!!」

巨大な化け物は気味の悪い呻き声を上げながら、私の身体へと手を伸ばしてくる。

ゴツゴツとした巨大な手が私の身体を軽々と掴む。

//ネージュ
「やだぁっ!! は、離してっ……離してよぅっ……やぁぁぁぁっ!!」

私がいくら言っても、巨大な化け物は私を放そうとはしない。

化け物はヨダレをたらしながら、ジッと私を見つめている。

化け物の下腹部では露出された肉棒が、まるで山のような大きさで立ち上がっていた。

//ネージュ
「や、やだっ……も、もしかしてっ……そ、そんなっ……」

私の額に嫌な汗が流れる。

巨大な化け物は、ビクビクと脈打っている肉棒を私に挿入しようとしていた。

//ネージュ
「や、やだぁっ……そ、そんなのっ……む、無理っ……だからぁっ……や、やめっ……やめてぇぇぇっ!!」

私の声など無視して、巨大な化け物は私の膣内へと巨大な肉棒をねじ込んできた。

//ネージュ
「ひぎぃっ!! うあぁぁぁぁっ!!」

下腹部から、身体が引き裂かれてしまうほどの衝撃が私を襲う。

//ネージュ
「ひぎあぁぁぁぁっ!! や、やぁっ……た、助けっ……こ、壊れるっ……わ、わらしっ……こ、こわれっ……ちゃうっ……からぁっ……ひぎぃぃぃぃっ!!」

巨大な化け物は背後から私を抱え込みながら、肉棒を奥へ奥へと押し入れてくる。

肉棒が身体を貫通しそうなほどの衝撃に、私はろくに息も出来ずに悲鳴を上げ続ける。

//ネージュ
「ひぎぃっ!! あ、あひっ……ひあぁぁっ……あぐっ……いやぁぁぁっ……あああああっ……も、やぁぁっ……うぎぃっ……ひぃぃっ……あ、あひぃっ!!」

巨大な化け物の肉棒を私の膣は壊れそうになりながらもくわえ込んでいる。

だが、膣口は大きく拡がり、膣内は今にも壊れてしまいそうだ。

//ネージュ
「うあぁぁぁぁっ!! く、くるひっ……も、やぁっ……た、たしゅっ……ひぎぃぃっ……あ、あひっ……くぁぁぁっ……ひ、ひぐっ……あぎぃ、やぁっ……も、だめっ……やぁぁっ……ひぃ……やぁぁぁぁっ!!」

巨大な化け物が肉棒を突き入れてくるたびに、私の腹部が化け物の肉棒の形に変形していく。

身体がグチャグチャに壊されてしまいそうになる痛みに、私は歯を食いしばって必死に耐える。

だけど、耐えるだけでは何も解決にはならない。

私は犯され続けている身体に力を入れて何とか脱出しようと試みるが、身体には全く力が入らない。

激しい痛みに、私の身体は完全に支配されていた。

//ネージュ
「うぎぃっ……も、だ、だめっ……こ、このままじゃっ……し、死んじゃうっ……あ、あひっ……ふぁぁぁっ……あ、あぎっ……うあぁぁぁっ!!」

激しい痛みに襲われた私の顔は涙と汗でグチャグチュになっている。

犯されながらも私は何とか化け物を殴るけれど、それはもう赤子の抵抗と言って良いくらいに弱々しいものだった。

当然、巨大な化け物には私の抵抗など全く意味をなさない。

//ネージュ
「ふぁぁぁぁっ……あ、あぎぃっ……も、やぁっ……た、たすけっ……ひあぁぁぁっ……あぎっ……うあぁぁっ……」

私を犯している巨大な化け物の動きが激しさを増して行く。

限界が近いのだろう。

巨大な化け物は私の膣奥へ激しく肉棒をぶつけてきた。

//ネージュ
「ひぎゃぁぁぁっ!! や、やぁっ……そんなっ……は、激しくっ……うあぁぁっ……あひっ……やぁぁぁっ……やぁぁぁぁっ……やめっ……うあぁぁぁっ……ひぁぁっ!!や、やぁぁぁっ……やだぁっ……もっ、だ、だめぇっ……」

私の悲鳴を聞きながら、巨大な化け物は腰を震わせて私の膣内へと大量の精液を流し込んできた。

//ネージュ
「ひ、いやぁぁぁぁっ!! で、でてるっ……な、なかでっ……あ、熱いのがっ……や、やぁぁぁっ……やめてっ……ぬ、抜いてぇっ!!」

ドクドクと生暖かい精液が私の膣内へと流し込まれてくる。

大量に流し込まれる精液のせいで、私の腹部がまるで妊婦のように盛り上がる。

//ネージュ
「あぎぃっ……く、くるひっ……も、やぁっ……お、お腹っ……は、破裂っ……し、しちゃうからっ……や、やめっ……うぎぃっ……あっ……ひあぁぁぁっ……」

あっという間に私の腹部が巨大な化け物の精液のせいで膨れ上がる。

そんな状態だというのに、巨大な化け物は私の膣内から肉棒を抜くそぶりを見せない。

肉棒からも精液が止まらずに出続けている。

//ネージュ
「ひ、ひぎぃっ……も、む、無理っ……無理だからっ……こ、こわれっ……ひっ……ひあぁぁっ……わ、わらしっ……こ、こわれっ……ちゃうっ……からぁっ……た、助けっ……ひぁっ……あひっ……」

ヒクヒクと私の身体が苦しさに痙攣していく。

入りきらなかった精液が膣口と肉棒の間から漏れ出して、まるでおしっこのように私の身体を濡らしている。

//ネージュ
「うあぁぁぁぁっ……あ、あぎっ……ふぁぁぁぁっ……あ、あひっ……ふぁぁぁぁっ……や、やぁっ……こんなのっ……やぁっ……いやぁぁぁぁ……」

精液の最後の一滴までを私の膣内へと注ぎ込み、巨大な化け物はそこでやっと私を解放した。

解放された私は、グッタリとしたまま地面へと横たわる。

//ネージュ
「うあぁぁっっ……や、やだぁ……おなか……あ、あついっ……ふぁぁぁっ……あ、あひっ……はぁぁぁ……」

私の膣口は巨大な化け物のせいで大きく開いたままだ。

ぽっかりと開いたままの膣からは、巨大な化け物の射精した精液が大量に外へと向かって流れ出していた。

巨大な化け物は、身動きの取れない私の身体を再び掴み上げる。

//ネージュ
「も、やだぁっ……離してっ……お、お願いだからぁっ……は、離してっ……離してよぅ……」

さっき出したばかりだというのに、巨大な化け物の肉棒はもう元気を回復していた。

再び私の膣口に巨大な化け物の山のような肉棒が押し当てられる。

//ネージュ
「やぁぁぁっ……も、やぁ……た、たすけっ……これ以上はっ……や、やぁっ……いやぁぁぁぁぁっ!!」

私の願いも虚しく、再び私の膣内へと巨大な化け物の大きな肉棒がねじ込まれていった。

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聖夜乙女雪乃 四章(10)

化け物の触手が私の両穴をかき回している。

悲鳴を上げようとしても、口内にも触手がねじ込まれ悲鳴をあげることすら出来ない。

身動きもろくに取れない体勢のまま、私は触手に犯され続けていく。

永遠とも思える時間が過ぎて、私を犯している触手が膨れていくのがわかる。

そして、次の瞬間には私の膣内に触手から大量の精液が流し込まれてきた。

//雪乃
「ひっ、やぁぁぁぁぁっ!!」

精液が流し込まれる感触に悲鳴を上げる。

そのときだった。

//ネージュ
「だ、大丈夫?」

耳元で聞きなれた声が聞こえる。

声のした方へと視線を向けると、そこにはネージュが私の手を握って座っていた。

//雪乃
「えっ……、な、なんで……わたし……」

何が何だかわからずに、私はキョロキョロと辺りを見回す。

化け物に犯されていたはずの私は、いまはベッドに横になっていた。

//雪乃
「そ、そうか……あれは夢だったのか……」

どうやら私は、犯されたショックで気を失っていても化け物に犯されていた夢を見ていたのだろう。

冷や汗の止まらない顔のまま私はネージュを見る。

彼女は心配そうな顔で私を見つめ、手をずっと握ってくれていた。

//雪乃
「あ、あなたが助けてくれたの?」

私の言葉に彼女は小さく頷く。

//雪乃
「そっか、ありがと……」

ネージュの手を握り返してお礼を言う。

彼女はモノクロームの世界までわざわざ私を助けに来てくれたのだろう。

それは本当にありがたいことだった。

//雪乃
「ごめんね……体調悪いのに無理しちゃった……」

そう謝罪の言葉を口にした途端、ネージュの顔色が変わり私は絶句してしまう。

心配そうだったネージュの顔が怒りの色へと変わっていく。

//ネージュ
「どうして体調が悪いのに無理なんてしたのっ!!」

ネージュの強い声が辺りに響き、私は思わず身を縮めてしまう。

//ネージュ
「体調が悪いのに化け物なんかと戦ったりしたら、ああなるのはわかりきっていることじゃない」

ネージュが私の肩に両手を置いて強く握り責め立てる。

その目は本気で私を心配している口調だった。

きっとネージュが私を助けに来た時、私は化け物に犯されて出産までした後で酷い格好だったのだろう。

ネージュの表情からそれが読み取れた。

//雪乃
「ご、ごめんなさい……」

//ネージュ
「本当に心配したんだからっ、見つけたらあんな状態だったし、ずっと気を失ったままだったから……」

ガクガクと私の肩を揺らしながら、ネージュは私に向かって言葉をぶつけてくる。

ネージュの言葉も表情も私を心から心配してのことだというのが痛いほどにわかる。

それに気がついた私は、無意識のうちに瞳から涙をこぼしていた。

//ネージュ
「ど、どうしたの、どこか痛いの?」

大丈夫と言おうとしたけれど、泣いているせいで上手く言葉にならない。

仕方なく、私は子供のように首を左右にふるふると降る。

//ネージュ
「本当に大丈夫なの? どこも痛いところはないの?」

//雪乃
「う、うん、だ、大丈夫だからっ……ご、ごめんねっ……っくっ、ふっ……」

私はこんなにも誰かから本気で心配されたことなどあっただろうか。

いや、そんなことは今までに唯の一度もなかった。

だから私はこんなにも心を揺さぶられているのだ。

私のことを本気で心配してくれるという感情を生まれて初めて私はぶつけられた。

それは他人に心配などされたことのなかった私にとっては、衝撃的な程の出来事だった。

嬉しくて涙が止まらない。

ネージュは理由もわからないのに、無条件で泣いた私のことも心配してくれている。

それは、本当に嬉しいことだった。

いつからか自分は一人きりにされて、ずっと長い時間を一人で生きてきた。

その中で初めて私は出会ったのだ。

ネージュという、私を一人きりにはしない友達とも呼べる人間に。

//雪乃
「わ、わたしねっ……」

泣いているせいで上手く言えるかどうかわからない。

だけど、それを言う機会は今しかない。

私は心配そうに見つめるネージュに向かって、ゆっくりと口を開く。

//雪乃
「わ、わたしねっ……あなたがいたから、やっと一人じゃなくなったの……」

//ネージュ
「えっ?」

ネージュが困ったような、不思議そうな表情で私を見る。

突然こんなことを言われて戸惑っているのだろう。

だけど、ここで言葉を止めるつもりはない。

//雪乃
「だから、だから私を必要じゃないなんて言わないで欲しい」

大きく息を吸って、私はネージュの手をギュッと握る。

ネージュは私の手を握り返してくれて、黙って私の言葉の続きを待ってくれていた。

たったそれだけのことなのに、私はまた涙がこぼれそうなくらいに嬉しくなってしまう。

だから続く言葉に私は力を込める。

ネージュに私の言葉が届くようにと。

//雪乃
「私は戦えるし、戦いたい。 あなたに、一人じゃないって、私を必要だって思って欲しかったの……」

言い切ったその瞬間、様々な感情がない交ぜになって、私の瞳からは再びボロボロと涙がこぼれていく。

私は言いたいことは全て言った。

後はネージュの言葉を待つだけだ。

なのに、どうしてこんなにも不安な気持ちになるのだろう。

もしそれでもネージュが私を必要としないと言ったら、私は果たしてその結果に耐えられるのだろうか。

それとも私がこう思っていること事態が、ネージュにとっては迷惑なことなのかも知れない。

泣きながらそんなことばかりを考えてしまって、私は一向に泣きやまない。

まるで生まれたての赤ん坊のようで情けない。

だけど、ネージュは泣いている私の手を優しく握り返してくれた。

涙でグチャグチャな顔のままで私はネージュを見上げる。

//ネージュ
「ごめんね、私はあなたがそんな風に思っていたなんて全然気がつかなかった」

ネージュは、私を安心させるかのように優しく微笑んで言葉を続ける。

//ネージュ
「私はあなたを巻き込んでしまった手前、これ以上危険な目にあわせたくはなかったの。だからあんなことを言ってしまった」

ネージュは私の手を強く握る。

そして、はっきりとした口調で私に語りかける。

//ネージュ
「でもね、あなたの気持ちは痛いほど伝わった。だからこれまでのことは謝るわ。そして改めて、私を手伝ってくれないかしら、お願い」

ネージュはそう言って私に頭を下げた。

私の想いは、言葉と共にしっかりとネージュに伝わった。

だったら、私の答えは一つしかない。

//雪乃
「も、もちろん、足を引っ張るかもしれないけれど、これからもよろしくね」

涙で顔はグチャグチャなクセに、私は笑顔でネージュの手を握り返す。

//ネージュ
「大丈夫よ、何か失敗しても、私がしっかりとフォローしてあげるからね」

そう言って、顔を上げたネージュの顔も笑顔だった。




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聖夜乙女雪乃 四章(9)

//雪乃
「うぁぁぁぁ……あ、あぅ……ふぁぁぁ……」

化け物によって散々に犯された私は、目を覚ましたら全身を精液まみれにしたままモノクロームの世界に放置されていた。

//雪乃
「あぅ……う、うあぁ……」

空ろな瞳で辺りを見回す。

化け物は私を犯しつくして満足したのか、近くに気配を感じない。

どうやらこの世界からは去ったのかも知れない。

思わずほっとしてしまう。

//雪乃
「そ、それにしても……」

自分の状態を確かめようと視線を自分の身体に戻して絶句してしまう。

私の全身は精液まみれで、地面には池のような広さの精液だまりが出来上がっていた。

それは、化け物の陵辱が激しかったことを物語っていた。

//雪乃
「くっ、くぅっ……」

身体を動かそうとしても全く動かない。

指一本動かすだけの体力も、もう全く残ってはいないようだった。

私の身体は、化け物によってそうされたのだろうか、何故か尻だけ高く持ち上げられたままの格好で放置されている。

途中で意識を無くしたけれど、自分が酷く嬲られたことだけは覚えていた。

そのことを思い出してしまって、私は悔しさに唇を噛む。

//雪乃
「ふぁぁぁっ……な、なにっ……ひぎっ……ひぎぃぃぃっ!!」

私は突然の腹痛に悲鳴を上げてしまう。

慌てて自分の下腹部を見ると、私の膣穴からは化け物の子供が顔を出していた。

//雪乃
「ひ、や、やだっ……な、なんでっ……こ、こんなっ……ひ、ひぎぃぃぃっ!!」

化け物は私の太ももに爪を立てて、無理矢理外へ出て来ようとする。

爪が太ももに食い込んで痛い。

さらに膣口も化け物の子供によって無理矢理に拡げられていく。

//雪乃
「ひぎぃぃぃぃっ!! ひぁぁぁっ……だ、だめぇっ……で、でてっ……うあぁぁっ……あ、あひっ……出てこないでぇっ!! ひぐぅっ!!」

激しい痛みに私は絶叫しながら身体を震わせる。

さらに追い討ちをかけるように、私の尻穴からも裂けるような激しい痛みが伝わってくる。

//雪乃
「うぁぁぁぁっ……ひ、ひぎっ……ぎぅっ……ひぎぁぁぁっ……な、なにっ……やぁっ、ま、まさかっ……ひっ……ひぁぁぁぁっ!!」

痛みに耐えながら後ろを見ると、自分の尻穴でも化け物の子供が顔を出していた。

//雪乃
「そ、そんなっ……ひぎぅっ……や、やぁっ……こ、こんなっ……こんなのっ……やぁぁぁぁっ……」

さっきの化け物の陵辱で、私は両穴に孕まされてしまったのだろう。

絶望で私の心が黒く染められていく。

//雪乃
「ひぎぃぃぃぃっ!! や、やぁっ……で、でてっ……こないでよぅっ……うあぁぁっ……ひぃぃぃっ……あがっ……やぁぁぁぁっ!!」

手で押し戻そうとしても、化け物の子供は私の手を振り払って外に出てこようとする。

化け物の子供たちによって、私は両穴を拡げられ続け痛みに悶え続ける。

//雪乃
「ひ、ひぎぃっ……や、やぁっ……やなのっ……くはっ……ぎ、ぎひぃっ……も、やぁっ……やぁぁぁっ……ふぁぁあぁっ……あ、あひっ……ひぎぃぃぃっ!!」

痛みの中で私は化け物の子供を出産してしまう。

ゴロリと化け物の子供が精液と共に地面に転がり、私は荒い息を吐く。

だが、これで終わりではもちろんない。

再び激しい痛みの中で出産が開始される。

私の腹部にはまだまだ化け物の子供が入っているようだ。

//雪乃
「ひぎぃっ!! ま、まだっ……な、なかにっ……うあぁぁぁっ……も、やぁっ……いやぁぁぁっ!!」

ボコボコと私の腹部が波打っている。

化け物の子供が中で暴れているのだろう。

『な、なんでっ……なんで私がこんな目に……』

苦しみに悶えながら、私は自分の置かれた立場に涙してしまう。

//雪乃
「うあぁぁぁぁっ!! ま、またっ……ひ、ひぎっ……や、やぁっ……も、で、でてっ……こないでっ……うあぁぁっ……あ、あひぃっ……うあぁぁぁっ!!」

私の絶叫と共に、再び化け物の子供が産み出される。

化け物の子供を出産したせいで、私の尻穴と膣穴は大きく拡がっている。

そのことを悲しむ暇さえなく、私の両穴からは化け物の子供が私の悲鳴と共に産みだされていく。

//雪乃
「ひぎぃぃいっ……ま、またっ……う、産まれてっ……あ、あひっ……ひぁぁっ……や、やぁっ……も、もぅ……やだぁぁぁっ!!」

ゴロンゴロンと産み出された化け物の子供が私の下で転がってる。

化け物に孕まされて、出産までしてしまう自分は何て惨めなんだろう。

化け物の子供を産みながらそんなことを思う。

だけど私には出産を止める手段がない。

惨めな気持ちを持ったままで、私は化け物の子供を産み続けていく。

//雪乃
「ひぎぃっ……ひぐっ……ふぐっ……んんっ……あ、あひっ……ひあぁっっ……うあぁぁぁっ……も、やだぁ……やだよぅ……」

出産を繰り返して行き、私の体力はもう限界に近い。

最初に比べれば、腹部の膨らみはだいぶ目立たなくなってきたけれど、まだ中には何か異物感がある。

きっとまだ化け物の子供が残っているのだろう。

//雪乃
「も、もぅ……だ、だめぇ……こ、このままだとっ……し、死んじゃうっ……からぁっ……も、もぅ……でてっ……でてこないでよぅっ……」

まるでトンネルのようにポッカリと口を開いてしまった私の尻穴と膣穴を見て絶望してしまう。

自分で閉じようとしても、もう閉じたりはしなかった。

そんな中、両方の穴から化け物の子供が顔を出してくる。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ……も、もぅっ……やぁっ……だめだからっ……た、たすけっ……うぁぁぁっ……あひっ……ひぎっ……ひぁぁぁぁっ……あひぃぃぃぃっ!!」

私の尻穴と膣穴から化け物が産みだされて行く。

両穴が千切れそうなほどに拡がって、私はあまりの痛みに絶叫してしまう。

//雪乃
「やぁぁぁっ……ち、千切れっ……うあぁぁっ……あ、あひっ……ひぎっ……うあぁぁっ……あっ……やぁぁっ……いやぁぁぁぁぁっ!!」

あまりの痛みに我慢できずに、私は両穴から化け物の子供を出産しながら失禁してしまう。

ジョロジョロと自分の失禁する音を聞きながら、私は自分の意識が遠くなっていくのを感じていた。



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聖夜乙女雪乃 四章(8)

//雪乃
「見つけたっ!!」

モノクロームの世界へと入り込んですぐに私は化け物を発見する。

意識を集中して魔法少女に変身しながら、私は走るスピードを緩めることなく化け物へと向かっていく。

//雪乃
「やぁぁぁぁっ!!」

拳に魔力を集中しながら、私は走ってきた勢いそのままに化け物を殴りつける。

不意を付かれた化け物は私の攻撃に対応する暇などなかった。

化け物の身体に私の拳がめり込む。

その瞬間を逃さずに、私は拳から魔力を化け物へと放出していく。

//雪乃
「あ、あれっ?」

『嘘っ、ま、魔力が少ない?』

いつもなら熱いほどの熱量を持った魔力が化け物の身体に流し込まれていくはずだ。

だけど、今はほんの少しだけしか流し込めない。

//雪乃
「や、やばいかもっ!!」

慌てて集中して、私は魔力を身体中からかき集める。

だけど魔力はちっとも集まらない。

それどころか、視界が歪み、私は眩暈まで起こしてしまう。

『た、体調が悪いせいか……』

身体の不調がここまで影響してしまうとは思わなかった。

私は一旦化け物から距離をとる。

このまま少ない魔力で戦い続けたらさすがに負けてしまう可能性がかなり高い。

//雪乃
「逃げる? ……ううん、それはできないわよね、やっぱり」

逃走という選択肢が浮かんだけれど、私はそれを否定する。

こんなところで逃げるわけにはいかない。

魔力が少ないなら、少ないなりの戦い方をすれば良いのだ。

何度も化け物どもとは戦っている。

だったら、そういう魔力を節約した戦い方だってできるはずだ。

//雪乃
「やったことないけど。魔力少な目で……直接攻撃の時だけ、出力全開モードっ!!」

気合を入れて、私は化け物へと駆け出していく。

だが、私のスピードは全盛期の半分ほども出ていない。

それでも言い訳は言っていられない。

私は化け物の伸ばしてくる触手をかわしながら、必死に化け物への距離を詰めていく。

//雪乃
「こ、このっ……」

触手が私の服をかする。

体調不良のせいで私の動きは相当鈍くなっているようだ。

私の動きがおかしいことに化け物も気づいたのか、ここぞとばかりに触手を一気に伸ばしてきた。

//雪乃
「や、やばっ!!」

雨のように触手が私の前に降り注ぐ。

目では充分に触手の動きは追える。

だけど、今の私の身体は視覚には追いついてはくれなかった。

かわしきれなかった触手が私のみぞおちに深々と突き刺さり、私の動きが止まる。

//雪乃
「ぐぇっ……」

化け物は、動きの止まった私を見逃すほど甘くはなかった。

間髪入れずに、化け物はさらにたくさんの触手を私の身体へとぶつけてくる。

触手を全弾被弾してしまい、吹っ飛ばされた私はアスファルトの地面へと叩きつけられてしまう。

//雪乃
「くっ、こ、このっ……」

アスファルトに叩きつけられたせいで全身が痛い。

さらに体調不良も重なって、私のダメージは深刻だ。

魔力を集中させようとしても、なかなか上手くいかない。

ゆっくりと集中しようとしても、化け物の触手がそれを許さない。

充分な距離を保って、化け物は私へと触手を槍のように伸ばしてくる。

//雪乃
「こ、こんなの普段なら、なんともないのにっ!!」

切っ先の鋭い触手を紙一重で交わす。

普段なら化け物のこんな攻撃など見切って一気に間合いを詰めて勝負ができる。

だけど、今の私にはもうそんな余裕はなかった。

化け物の触手をかわすだけで精一杯だ。

一体どうしたら良いのだろうかと考えるけれど、良い案など何も思いつかない。

打開策が無いまま私は化け物の触手をかわし続ける。

だけど、絶え間なく降り注ぐ化け物の触手をいつまでもかわしきれるものでもない。

//雪乃
「あくっ!!」

太ももに触手が着弾して私の動きが一瞬止まった。

その一瞬は、私にとって充分に致命傷だった。

//雪乃
「や、やばっ!!」

体勢を立て直す間もなく、私の身体に触手が何本もぶつかり、私は衝撃に吹っ飛んでしまう。

地面を転がり身体のあちこちが痛みに軋む。

立ち上がろうとしても、それよりも早く触手が攻撃を加えてくるので立ち上がることもできない。

//雪乃
「いたっ……こ、このっ……ふぐっ……ぐっ」

身体を丸めて触手の打撃に必死に耐え続ける。

いつまでも殴られ続けるわけにはいかない。

何とか脱出しようと思うが、ここでも不調の身体が足を引っ張る。

ふらふらして上手く身体も起こせなかった。

『や、やばい……ここで、た、倒れる訳には……』

残りの力を振り絞って、私は触手をかわして素早く立ち上がる。

だけど、私に出来たのはそこまでだった。

立ち上がった瞬間に私を眩暈が襲った。

『な、なんでこんなときにっ……』

体調不良のせいで熱もあったのだろう。

私の目の前の視界がグニャリと歪んだ。

そして、当然のことながら化け物はそんな私の隙を見逃さなかった。

化け物の禍々しい魔力がこもった一撃が私の身体に向けて放たれる。

今の私には、それをかわすだけの余力は残っていなかった。

//雪乃
「ぐはっ……」

身動きの取れない私の身体に、化け物の触手が深々と突き刺さる。

目の前が真っ暗になり、私は地面へと倒れ込んでいくが、化け物は私の身体を触手で掴んで倒れることを許さない。

一瞬で私の身体の動きが封じられる。

//雪乃
「は、離せっ……こ、このっ……」

身体を拘束されて、私は必死にもがく。

だけど今の力では化け物の触手を振り払うことなどできはしなかった。

化け物も私が本調子ではないと悟ったのか、触手を動かし私の身体を宙吊りにしていく。

地面が遠くなる。

この高さから落とされたらただではすまないだろう。

//雪乃
「や、やだっ……離せっ、離しなさいよっ!!」

私の罵声を受け流しながら、化け物は触手を器用に動かしながら私の服を破っていく。

//雪乃
「ひぁっ、や、やだっ。 離せっ、離せぇっ!!」

どんどん私の服が破られていき、私はジタバタと暴れまわる。

それでも化け物は気にする風でもなく、触手で私の服を破っていく。

ついに私の服はボロボロになり、胸や性器が外気にさらされてしまう。

//雪乃
「こ、このっ……」

私を脱がせて、化け物がやることといったら一つしかない。

化け物は私を犯すつもりだ。

そんなのは絶対に御免だ。

私は脱出する為に魔力を集中させる。

//雪乃
「や、やだっ……なんでっ……なんでよっ……」

魔力を集中させようとするが、魔力は一向に集まらない。

集中すればするほど、熱のせいで私の頭がクラクラしてしまう。

//雪乃
「くっ、や、やぁっ……こんなのっ……く、くぅっ!!」

こんなときに力が出せない自分が情けない。

自分に対する怒りと、化け物に犯されそうになっている自分の羞恥心に歯を食いしばる。

//雪乃
「こ、このっ……こんなのでっ……」

化け物の触手を握って、無理矢理自分の身体から引き剥がす。

一本一本はそんなに力も強くは無いが、さすがにここまで多いと対応が間に合わない。

あっという間に私の身体は触手まみれになり、ろくに身動きも取れなくなってしまう。

//雪乃
「くっ、は、離せっ!! 離してぇっ!! ふぐぅぅぅうっ!!」

叫ぶ私の口内に化け物の触手が入り込む。

//雪乃
「ふむぅぅぅっ……ふっ、ふぐっ……んぐぅっ!! んむっ、むぅっ……やぁっ……やぁぁぁっ……」

口から吐き出そうとするが、触手は私の口内で蛇のように暴れまわって外には出ない。

//雪乃
「やぁぁっ……あ、あぐっ……ひぁぅ、や、やめっ……んぐぅっ……んぶぅっ……ん、んぐっ……ぐひぃっ……」

化け物は私の口内を味わうだけでは飽き足らず、触手を股間へと伸ばしていく。

//雪乃
「ひっ……んぶぅっ……や、やだっ……そ、そこっ……ふぁぁぁっ……ぎぃっ……ひぁぁぁっ……や、やめっ……や、やぁぁぁっ……いやぁぁぁぁっ!!」

私の願いも虚しく、化け物の触手が私の膣内へとねじ込まれていく。

//雪乃
「ひぎぃぃぃぃぃっ!! うぁぁぁっ……ぬ、抜いてっ……んぶぅっ……や、やぁっ……ひぁぁっ……あ、あぎぃっ……ひぁぁぁっ……」

濡れてもいない膣内に挿入されてしまい、私は絶叫してしまう。

ゴリゴリと膣壁をこすりながら、触手は身体をくねらせながら私の膣奥へと進んでいく。

//雪乃
「うひぃぃぃっ……あ、ひ、ひぎぃっ……んはぁっ……あ、あひっ……ひっ……や、やぁっ……なかっ……か、かきまわさっ……ないでぇっ……うぁぁぁっ……あ、あひぃっ……ひぎぃっ!!」

口内と膣内を責められて、私はもうろくな抵抗が出来ない。

それなのに、触手はそれだけでは満足できないとばかりに私のアナルにまで触手を挿入してくる。

//雪乃
「や、やぁっ……そ、そこっ……ひっ、ひやぁっ……ひぎぃぃぃぃっ!!」

両穴が触手にほじられる。

その度に私は痛みに絶叫してしまう。

//雪乃
「ふぎぃっ!! うあぁっ……あ、あひっ……ひぁぁっ……や、やぁぁぁっ……そ、そんなにっ……か、かきまっ……ひぐっ……ひぁっ……あぁぁぁっ!!」

悲鳴を上げても、私の口はすぐに触手によって塞がれてしまう。

私の穴という穴を触手がかき回されていく。

身体全体がガクガクと揺らされていき、私の頭痛はさらに激しくなっていく。

もう私は化け物に何の抵抗も出来なかった。

//雪乃
「ふぁぁぁっっ……も、もぁやぁっ……ひぎぃっ……あ、あふっ……ふぁぁぁっ……あ、あぶっ……んぐぅっ……や、やあっ……ひぁぁぁっ……」

化け物に犯されてしまうのはこれで何度目になるのだろう。

途切れ途切れの意識の中でそんなことを思う。

処女だった私は化け物のせいで処女ではなくなってしまった。

そしてまた、今もこうして化け物に犯されている。

何度も何度も化け物に犯されてしまい、私は悔しくて涙を流してしまう。

//雪乃
「ふぅぅぅっ……ふむっ……んぐっ……んぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぁぁぅ……む、むぅっ……ひぁぁぁっ!!」

私の穴に入っている触手が膨らんでいく。

化け物の絶頂が近いのだろう。

それが正解だとでもいうかのように、化け物の触手がさらに激しく私の膣内をかき回していく。

//雪乃
「ふぁぁぁぁぁっ!! あ、あひっ……ひぁぁぁぁっ……あ、あっ……あぐっ……やぁぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぁぁぁっ!!」

触手の責めによって、私の頭が真っ白になっていく。

化け物は触手を私の膣奥まで突き入れると、そこで射精を始めていく。

//雪乃
「ひぁぁぁぁぁぁっ!! や、やだぁっ……な、なかでっ……で、でてっ……うあぁっ……あ、あひぃぃぃぃぃっ!!」

他の触手からも一気に射精が開始される。

私の口内とアナルまでもが化け物の精液によって汚されていく。

//雪乃
「んぶぅっ……んぁぁぁぁっ……あ、あひぃっ……ふぁぁっ……あ、あひっ……ひっ……やぁぁぁぁっ……な、なかでっ……ま、またぁっ……やぁぁぁ……」

身体の中も外も化け物の精液まみれになっていく。

射精された精液のせいで、私の腹部は膨れてしまい生臭い精液の臭いに、私は顔をしかめてしまう。

//雪乃
「うぁぁぁぁ……あ、あぅ……ひあぁぁ……あ、うあぁぁぁ……あ、あぁ……ひぎぃぃぃぃぃぃっ!!」

休む間もなく次の触手が私の膣内に入り込んでいく。

//雪乃
「やぁぁぁぁぁっ……も、やぁっ……ぬ、抜いてっ……んぐっ……んぐぅぅぅっ!!」

悲鳴を上げる口も触手によって塞がれてしまい、アナルにまで再び触手が入り込んでいく。

//雪乃
「ふぐぅっ!! ふ、ふむっ……んむっ……むぅっ……ふぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぎぃっ……ひあぁぁぁっ……あ、あぅっ……んぶぅっ……んむぅぅぅっ!!」

穴という穴に触手が突き入れられる。

化け物の射精で滑りの良くなった私の両穴はスムーズに触手を迎え入れてしまう。

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//雪乃
「ふむぅっ!! んぐっ……ふっ、ふぅっ……んんんっ……も、やぁっ……た、助けっ……あ、あひっ……ひぁぁぁっ!!」

化け物は散々に私の穴を味わい尽くし、またしても私の中で射精していく。

//雪乃
「ふぐぅぅぅぅっ!!」

大量の精液が口内へと射精され、飲み込めなかった精液が鼻からこぼれ落ちる。

息苦しい中での両穴への射精で私は悶絶してしまう。

//雪乃
「ふぎゅぅぅぅっ……んぶっ……ぶっ、んんんっ……んぶっ……げぇぇっ……あ、あひっ……んぶっ……んんんんんんっ!!」

射精によってビクビクと私の身体が痙攣していく。

またしても膣内で精液を出されてしまい、私の腹部がさらに膨れ、私は苦しみに顔を歪ませる。

//雪乃
「やぁぁっ……も、もぅっ……だ、ださないでっ……や、やぁ……ふぁぁぁっ……あ、あひっ……ひぁぁぁぁ……」

全身を精液まみれにされながら、私は苦しみの中で意識を失っていった。


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聖夜乙女雪乃 四章(7)

翌日の目覚めは最悪だった。

昨日、雨に打たれ過ぎたせいか身体が重い。

そういえば昨日、私はどうやって家に帰ったのだろう。

起き上がるのが面倒くさくて、私はベッドに入ったまま天井を見ながら考える。

いくら考えてみても、私は自分が何時に帰ったのか思い出せない。

それどころか、夕食は食べたのかすら思い出せなかった。

//雪乃
「まぁ、それだけショックだったってことよね……」

顔の前で腕を交差させて、視界を塞ぐ。

視界をさえぎると、昨日ネージュに言われたことが頭に響いてくる。

ネージュの言葉は、私の胸の奥で、まるでトゲのように深く突き刺さっている。

これを抜くのは容易ではないだろう。

//雪乃
「はぁ……、身体もだるいし、今日はもう休んじゃおうかな……」

起き上がる気力もなく、私はベッドの中で寝返りを打つ。

今まで頑張って化け物と戦ってきたんだ。

今日一日くらいは休んだって罰は当たらないだろう。

それに今の私はとてもじゃないけれど学校になんて行く気分じゃないし。

//雪乃
「よし、そうと決めたらおかーさんが起こしに来るまで二度寝しようかな……」

カーテンの隙間から見る空は、まだ昨日の空のように曇っているままだ。

今日もきっと憂鬱な曇り空の一日で、狙い済ましたように私が不幸になったところを見計らって雨でも降るんだろう。

ベッドに入りながら、私はそんなどうでも良いことを思っていた。

それから十五分後。

私は部屋に入って来たおかさーんに無理矢理叩き起こされていた。

体調が悪いから休みたいと言っても駄目だった。

さすがに昨日ずぶ濡れで娘が帰って来たのは知っていたらしく、心配はされた。

だけど、体温計で熱を測られ、私の熱が平熱とわかったら後はもう容赦がなかった。

ずる休みはするなと散々に起こられた私は仕方なく起き上がり、顔を洗い朝食を取り歯をみがいて髪を整えて制服に着替えた。

ここまで来たらもう学校に行くしかない。

//雪乃
「はぁ……」

盛大なため息を一つだけ吐いて、どんよりとした雲の下、私は傘を手に学校へと向かったのだった。

//雪乃
「やっぱり休めば良かったなぁ……」

学校についてからも私の気持ちは晴れなかった。

まるで水の中を歩いているかのように身体は重く、頭もぼうっとしていてちょっと熱っぽい感じがする。

そんな状態が昼休みまで続き、私は昼食もろくに食べられなかった。

保健室に行って休んでしまおうかとも思ったけれど、どうせあと二時間で放課後だ。

休まなければいけないくらいに酷く体調が悪いわけでもないし、どうせ座っているだけだし、私は残りの授業を受けることにする。

とはいえ、体調も悪いし、昨日のことで沈んでいる私の頭の中には先生の声など入ってくるわけがない。

真面目にノートだけは取っていたのだけど、いつしかその手も止まり、私は窓の外を見ていた。

空は相変わらず暗い。

いつ雨が降ってきてもおかしくは無い空模様だった。

『雨が降ったら、昨日のこととか思い出しちゃうじゃん……』

嫌な記憶が甦る。

せめて私が家に帰るまで雨は降らないで欲しい。

そんな願いを込めて空を見ていたけれど、私の願いはあっさりと却下された。

ポツポツと水滴が窓ガラスに当たり、次の瞬間には空から大粒の雨が地上に向けて落ちていった。

突然の雨に驚いたのか、体育の授業を校庭で受けていた生徒たちから悲鳴が上がる。

『あ〜あ、降ってきちゃった……』

太陽は雨雲によって完全に隠されて、辺りはまるで夜のように薄暗くなる。

誰かが教室の照明をつけたのか教室の中が明るくなる。

そのせいで、私が見ていた窓には陰鬱とした私の顔が外の様子の変わりに映し出されていた。

雨音を聞きながらの授業も終わり、これで今日の授業は全て終わった。

ホームルームで話をしている教師の言葉を聞きながら、私はこれからどうしようかと考える。

放課後になっても私の体調は悪いままだった。

どうやらこれ以上はもう回復を願っても無理そうだ。

昨日雨に濡れたせいで、やっぱり風邪を引いてしまったのかも知れない。

そう思った途端、それが正解だとでも言うかのように私の身体が悪寒に震える。

『やばっ、やっぱり風邪を引いちゃったかも……』

帰り際に薬局によって薬でも買ってから、家に帰ってさっさと薬を飲んで寝てしまおう。

そう思いながら席を立ったその時だった。

私の身体が無意識のうちに化け物の気配を察知していた。

これまでそうしてきたように、私は慌てて化け物のところへと駆け出そうとして思いとどまる。

『どうしよう……』

今の私の体調は最悪だ。

こんな状態で化け物と戦って大丈夫だろうか。

それに、ネージュは私に何と言った?

もう必要ないからって言ったのではなかったのか?

魔力の戻ったネージュなら化け物の一匹くらい簡単に倒してしまうだろう。

だったら、体調不良の私は大人しく家に帰って薬を飲んで休み、風邪を治した方が良いのではないか。

それが一番合理的な考え方だろう。

//雪乃
「でも……だけど……」

私は、すでに誰もいなくなった教室で一人呟く。

//雪乃
「私は、私は必要とされたいっ!!」

そうなのだ。

私はネージュに必要だと言われるような人間になりたい。

これからもずっと一緒に戦って行きたい。

だったら、たかだか風邪ごときで休んでなんていられない。

化け物と戦って、それからはっきりとネージュに言えば良いのだ。

私もあなたと一緒に戦いたいって。

//雪乃
「よしっ!!」

私は自分の両頬を両手で張って気合を入れる。

そして、化け物の待つモノクロームの世界へと変身して駆け出していった。
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