2012年02月14日

バレンタイン12'

雪乃_2012バレンタイン絵a_.jpg

 バレンタイン……。
 国によってその形、形式は違えども、人々が愛を確かめ合う日として知られている。

 だが、世界にはそんなに愛が溢れている訳もなく、歪んだ思いは人々の胸にヘドロのように溜まっていく。
 身体を拘束され、肢体を晒すようにされている雪乃は、周囲にいる男達を必死に睨み付けていた。


「乳首立たせて、服の上からでも形が分かるグロマン晒して、どれだけ男達に股を開いたんだ、あァン?」

 心ない男達の言葉が、雪乃の心を穿つ。
 だが、雪乃は自分から男性達に股を開くような事など一度たりともなく、彼女の性体験の全ては同意無き強姦と輪姦に彩られている。
 それを男達が知る訳が無いから、彼らの罵倒が収まる訳も無いのだけど。

「こんな事して、何が楽しいって言うのよ。ふざけないで……ッ」
「楽しい? 楽しい訳なんかあるもんかよ、何がバレンタインだ、何がチョコレートだ。チョコよりも甘い汁でもすすらせてくれんのかよぉ!」

 男の一人が拳を振り上げ、雪乃の顔を殴りつける。

「あぐうっ!?」
「どうせこんなグロマンだ、こんな日ぐらい好わせるべきなんだよ……なっ!」

 内股にイタズラ書きが油性マジックで書き込まれ、札が準備される。
 服の上からでも形の分かる性器はジットリと湿り気を帯び、服の上からでもその色が浮かび上がっていた。

「ふ……ッ、ざけないで……よぉ……!」

 雪乃は周囲を取り囲む男達に襲われまいと、歯を食いしばり、にらみつける。
 しかし、その程度で怯むような男達はいるはずもなく、狂宴が開幕した……。

 ……
 ……

 ……
 ……

「ひぎっ!! ふぁぁぁっ……も、や、やめっ……んぶぅっ!! んぁぁぁっ!! あ、あひぃっ……んぶぅっ!!」

 くわえ込んだ肉棒の数だけをカウントするならば、雪乃はすでに三桁を超える程だった。
 その中に愛情のある性交は存在していない、ただあるのは徹底的な凌辱しか無い。
 しかし、魔法少女としての魔力が、雪乃の性器や尻穴を破壊されないようにと、治癒している。

「んぁぁぁっ!! も、や、やめっ……ひぎぃっ!! こ、こわれっ……壊れちゃうからぁっ!! ひぎぃっ!!」

 そんな雪乃自身が把握していない、治癒の魔法によって雪乃は正気を保ち、性器を完全に壊される事も無く、日常生活を続ける事が出来る。
 しかし、それは逆に、雪乃に対して幾度も幾度も破瓜の苦痛を味あわせる結果にもなっていた。

「やっ、そ、そこはっ……う、後ろのっ……ふぎぃっ!! ひぎぁぁぁっ!!」

 代わる代わる男達は交代しながら、雪乃の肢体を貪っていく。
 一つのエサに群がる昆虫のように本能的な下半身の昂ぶりを叩きつけては、思いのままにそれを肢体へとぶちまける。
 少しでも良心のカケラが残っているならば、とてもしないであろう行為。
 だが、今この場にいる男達は、そんな物を持ち合わせてはいなかった。

「いやぁぁぁっ!! ぬ、抜いてっ……抜いてよぉっ!! ふぁぁっ……あ、あひぃっ……んぶっ、んぶぅぅっ!!」

 雪乃の懇願する悲鳴が繰り返される。 

「も、やぁぁぁっ!! ぬ、抜いてっ……ひぎっ……うあぁぁぁっ!! は、激しっ……そ、そんなっ……動かないでっ……うぎぃっ……うあぁぁぁっ……あ、あくぅっ……ふぁぁぁぁっ!!」

 どれだけ訴えても、一度たりとて男や化け物が凌辱を途中で止めるような事は無い。
 しかし、それでも雪乃は訴えずにはいられない。

「ひっ!? や、やだっ……な、なかはっ……ゆ、許してっ……お、お願いだからっ……な、なかはっ……ふぁぁっ……やっ……いやぁっ……いやぁぁぁっ!!」

 理解している、言葉だけの抵抗の無意味さを。
 それでも、女としての雪乃が必死にそれを逃れようと、孕まされるという未来から逃れたいと、叫んでしまう。
 望まぬ出産は、生きながらにして味わう最大級の拷問と、屈辱でもあった。

「いやぁぁぁぁっ!! ぬ、抜いてっ……抜いてよぉっ……出来ちゃうっ……赤ちゃん出来ちゃうよぉっ!!」
「化け物相手にあれだけ犯されてるんだ、今さら何をぬかしてやがる」

 ビロンと拡がった性器からは、十人以上の精液がまざりあった白濁液が溢れている。
 今まで、化け物の卵を孕まされ、いくども凌辱出産をしたからこそ、自分が孕まされるという恐怖が強く擦り込まれているのであった。


「あ、熱いよぉ……お腹のなかっ……せ、精液が一杯でっ……あ、熱いよぉ……うあぁぁ……やぁっ……も、もう……いやぁぁ……」

雪乃_2012バレンタイン絵b_.jpg

 しかし、どれだけ叫んで、頼んだ所で。
 凌辱しようという意思が先に立っている男達を前に、雪乃の意思を尊重しようとする人など、この場に存在しているはずも無い。

「や、やだっ……も、もう……限界だからっ……い、いい加減にしてっ……やめ、てよぉっ……ひっ、ひあぁぁっ……や、やだぁ……」

 ただ、雪乃の絶叫が撒き散らされていく。
 バレンタインは、まだ……終わりが遠いようだった。
posted by -Noel Valkyrie制作委員会- at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 聖夜乙女-雪乃-